論文作成おつかれさまです。
論文で意外にやってしまうミスがあります。
それは、、
ストーリーの先取りです。
例えば、あなたが、A社という企業が成功した要因を明らかにする、というテーマの論文を書いているとします。
この場合、基本的には、A社の成功要因が「結論」となります。
ところが、序論など冒頭の部分で、「A社の成功要因は、******である」と書いてしまうとどうでしょうか。
もちろん、論文を作成するときには、ある程度、結論を予測しておくことは重要です。しかし、最初に結論が出て来ると、読み手にとっては、とても違和感があります。
連続テレビドラマで、第1回目に最終回の内容がわかってしまうようなものです。
よく、論文では「起承転結」が大事、などと言われるように、論文では、なぜその結論に至ったのかという、調査や思考の過程も重要な要素です。ここをきちんと示すことで、結論の内容にも説得力が出てきます。
あなたも、念のため、序論の部分を見直して、結論めいたことを書いてしまっていないか、確認してみましょう。
※論文や文章でお困りのあなたは、お気軽にご相談ください(^^)