講師の中島基浩です。
自治体の面接試験で、時折訊かれる質問が「〇〇市のよいところと悪いところを挙げてください」というものです。
関連では「よいところを3つ挙げてください」とか、「わるいところを3つ挙げてください」といった質問が考えられます。
避けるべき回答としては、「私は〇〇市が好きなので、悪いところはないです」といった類の回答です。
この回答を面接官が聞くと「この人は客観的にモノを見ることができない」という印象を与えてしまいます。
悪いところを見つけるよい方法は、実際に〇〇市に言って、自分の五感で感じることです。
例えば○○市の駅に行ってみると、放置自転車が駅前にいっぱいあるといった光景を目にするかもしれません。
「○○駅の放置自転車は、○○市の悪いところの一つです。○○市に入庁したら、この問題に取り組んでみたいです」と答えるのは、一つのよい手段です。
このブログで何回か書いている五大質問項目(①自己PR、②志望動機、③ガクチカ、④最近関心を持った出来事、⑤趣味・と首)のうち、〇〇市のよいところ、悪いところの質問はどこに入るかというと、広い意味では②志望動機に入るものだと思われます。
○○市にどうして入りたいかを考える上で、○○市の自治体研究をするので、その際に○○市のよいところと悪いところを考えておくとよいでしょう。
よいところと悪いところで面接の質問が構成される例としては、他に「自分の強みと弱みを挙げてください」「自分の長所と短所を挙げてください」といったものが挙げられるでしょう。
弱みや短所はフォローした上で、応答するようにしましょう。
初夏らしい陽気です。
梅雨が来るまでのこの時期が、さわやかな季節です。
早い自治体は、筆記試験などが開始されているでしょう。
日程などを調べて、試験日にピークが来るように、勉強を進めましょう。
がんばって。