模試で手を抜くと癖になる | 中島基浩公務員試験合格ブログ

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公務員試験講師歴24年、「文系のジェネラリスト・試験のスペシャリスト」の講師中島基浩が、公務員試験受験生に有益な情報を提供します。「語呂合わせで急所をチェック 公務員試験」(文芸社),「全体の奉仕者への道~知って得する!公務員試験のヒント」(GalaxyBooks)発売中。

 講師の中島基浩です。

 

 試験対策で、模試を受験される方も多いでしょう。

 コロナ禍なので、自宅受験が中心なのではないでしょうか。

 

 模試は、できたら会場で受験するのがベストなのですが、真剣に受験するのなら、自宅受験でも効果はほぼ会場受験と変わりません。

 模試では、「ああ何となくこれでいいか」とか「適当にこれ選んどこう」というのはいけません。

 模試での手抜き、妥協は癖になります。

 それは本試験への悪影響になります。

 これでは、何のための模試かわかりません。

 

 自宅受験であろうが、いやしくも模試を受けるのであれば、それこそ死に物狂いで、端から見れば引いてしまうくらいに、全力で受験して下さい。

 それくらい一生懸命に一心不乱に受験して、仮に結果が芳しくなかったとしましょう。

 いいじゃないですか。

 模試での結果は、本試験と何の関係もありません。

 むしろ全力で取り組んだからこそ、自分の弱点もはっきりと表われるのです。

 弱点を明確に認識することが大事です。

 怖いのは、弱点が明確に表われずに、表われるべきはずの弱点が隠れてしまうことです。

 模試で手を抜くと、弱点が隠れてしまいます。

 

 また模試で手を抜いて全力を出せないようでは、本試験でも力は出せません。

 確かに、模試と本試験は違いますが。

 しかし、模試でできないことは、本試験でもできません。

 そうそう都合良く、本試験だけ全力モードに入れるかと言うと、それは模試で全力モードに入れないようでは、本試験だけ奇跡を期待するのは、虫が良すぎます。

 自宅受験でも、周りに人がいたら引いてしまうくらい、全力で問題に解答して下さい。

 

 国家総合職まで、あと16日。

 国家専門職まで、あと58日。

 国家一般職まで、あと65日。

 地方上級、A日程まで、あと72日。

 国家総合職の会場の下見の予定を立てるとよいでしょう。

 1週間前又は2週間前の土日が好都合です。

 試験は日曜日なので、土日ダイヤで本試験会場まで行ってみるのが肝心です。

 まあ、今は乗り換えアプリとかがあるので、下見も不要かもしれないのですが・・・。

 ただ、土日でお昼ご飯をどこで用意するか、会場内に飲み物の自動販売機があるかとか、行ってみないとわからないこともあると思います。

 今日も1日を積み上げていきましょう。

 がんばって。