講師の中島基浩です。
面接試験の準備においては、効率を度外視するようにと、当ブログで書きました。
自分の人生や、官庁の政策について、広く深く考えることが必要だと。
同時に、面接試験は、面接官あっての面接です。
面接官との会話の流れに乗るということも重要です。
最近の言葉で言えば、面接は「運ゲー」であったりとか、「面接官ガチャ」であったりとか。
確かに、そういう側面はあります。
自分と相性のいい面接官が担当することになれば、それも運のうちですし、面接は滑らかに進行するでしょう。
それならば、準備なんてばかばかしい。
私は自分の運を信じるぞ、と。
それで本当にいいのでしょうか。
経験的に言えることは、長い目で見れば、綿密に準備をなさった受験生が、面接でも芳しい結果を残すことができると思われます。
第一志望の面接は1回しかありませんが、第一志望一つしか受験しないという受験生は極めてまれであり、ほとんどの受験生が併願します。
複数ある受験先を併願するうちに、自分と相性のいい面接官や自分を評価してくれる面接官に担当してもらえる可能性は、どんどん高くなっていきます。
面接は運や面接官の主観や面接官との相性で決まる側面もありますが、たくさんバッターボックスに立つことによって、受験生の準備や特性といった客観的側面が面接の結果を左右するようになります。
その意味でも、面接は運の要素が大きいということは認めつつも、面接の準備を怠ってはいけないことになります。
国家総合職・一般職・専門職、各県警を始め、出願を忘れていないでしょうか。
ホームページ等で、情報を確認して、受験申込みを行って下さい。
迷ったら、とにかく受験申込みはしておきましょう。
専門科目を勉強されている方は、国家総合職もぜひ受験して下さい。
がんばって。