公務員試験勉強と就活との兼ね合い | 中島基浩公務員試験合格ブログ

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公務員試験講師歴23年、「文系のジェネラリスト・試験のスペシャリスト」の講師中島基浩が、公務員試験受験生に有益な情報を提供します。「語呂合わせで急所をチェック 公務員試験」(文芸社),「全体の奉仕者への道~知って得する!公務員試験のヒント」(GalaxyBooks)発売中。

 講師の中島基浩です。

 

 公務員試験の勉強をしているが、民間企業にも興味があって就活も行う予定であるという方も多いと思います。

 

 就活を行うと、面接がうまくなります。

 今日の公務員試験の本丸は面接試験なので、就活で面接を経験しておくと有利になります。

 さらに、就活で内定を得ていると、公務員試験の面接で、自分は内定を持っている人材であるとPRすることができます。

 

 ただ、就活を行う分だけ、公務員試験の勉強に充てる時間が少なくなります。

 公務員と就活と主従関係をはっきりさせましょう。

 公務員が主の場合は、従の就活は例えば業種を絞る等、一定の歯止めをかけた方がいいでしょう。

 就活が主で、公務員が従という方は、公務員はSPIやSCOAを採用している自治体を受験するのがよいでしょう。

 

 公務員試験の勉強と就活と両方行う場合、勉強がうまくいかないのを就活のせいにして、就活がうまくいかないのを勉強のせいにするのは、よくないことです。

 虻蜂取らず、二兎を追う者は一兎をも得ず、になってはいけません。

 何となく両方行うでは、両方とも失敗してしまうかもしれないので、主従関係ははっきりさせましょう。

 

 就活のOBOG訪問は、業界のいろいろな事情を聞けるまたとない機会です。

 こういう機会は人生の中で、新卒の時にしか経験できません。

 就活をするかしないか、迷っている方がいらっしゃったら、時間が許す限り、ぜひ就活してみることをお勧めします。

 

 そろそろ秋学期も始まる頃でしょうか。

 例年なら、対面講義の日々なのですが、コロナ禍で、収録や質問対応、添削の日々が続いています。

 ウィズコロナの時代では、オンラインも対面と並んで、講座の形態の一つの主流になっていくのでしょう。

 web講義は溜めやすいですが、計画を立てて消化していきましょう。

 がんばって。