攻めの科目と守りの科目 | 中島基浩公務員試験合格ブログ

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公務員試験講師歴24年、「文系のジェネラリスト・試験のスペシャリスト」の講師中島基浩が、公務員試験受験生に有益な情報を提供します。「語呂合わせで急所をチェック 公務員試験」(文芸社),「全体の奉仕者への道~知って得する!公務員試験のヒント」(GalaxyBooks)発売中。

 講師の中島基浩です。

 

 公務員試験の科目はたくさんあります。

 全ての科目に同じだけ力を入れるのは、現実的ではありません。

 攻めの科目と守りの科目に分けましょう。

 

 攻めの科目は、国家一般職で言うと、4点取りに行く(マイナス1点)科目です。スー過去5も難易度**や***、ほぼ1冊こなすことになる科目です。

 具体的に言えば、憲法、経済原論(ミクロ・マクロ)、行政学、社会学等は攻めの科目に位置付けてもいいでしょう。

 自分の専攻に応じて、攻めの科目を決めるのも一つの作戦です。例えば法学部の方は、憲法、民法、行政法を攻める等。

 

 守りの科目は、国家一般職で言うと、3点取る科目(マイナス2点を覚悟する)科目です。スー過去5も難易度*やせいぜい**の一部の問題を解く程度です。

 具体的に言えば、民法、行政法、経営学、政治学、国際関係等は守りの科目でしょう。

 

 攻めの科目と守りの科目の割合は、1:1くらいが丁度いいでしょう。

 攻めの科目の総時間と守りの科目の総時間の割合は、6:4から7:3くらいでいいでしょう。

 

 全ての科目を同じ比率でこなすのでなく、この科目で攻めるのか守るのかを決めて、メリハリをつけましょう。

 

 3月もいよいよ終わりですね。

 週末は外出自粛ですが、その分勉強に集中しましょう。

 がんばって。