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沖縄県八重瀬町にあるあなたのお悩み徹底改善治療院
悠々治療院の名嘉眞です。
2月になりました。
今回のコラムは「春」についてです!!
2月4日に春が来る
2月4日は暦の上では立春(りっしゅん)と言って春の始まりを意味します。
2月はまだ寒いのにと思う方もいらっしゃるでしょうが、昔の人と今の人の季節の考え方は少し違います。
昔は太陽を基準にしていた
現在私たちが思う「春夏秋冬」は気温で判断しています。テレビで放送される天気ニュースも「気温がこれくらい上がって来れば春だ」と考えています。
しかし昔の人は気温よりも陽のあたりが日常生活において重要だったのです。例えば、冬が暗くなるのが早いのは太陽の位置が低くなるためです。
この太陽の位置が立春を境にどんどん高くなっていき太陽の陽を浴びる時間が長くなっていきます。
それと共に「東風解凍(春の風が氷を溶かしていく)」や、黄鶯睍睆(うぐいすが鳴き始め、春の訪れを告げる)、といった季節の訪れを感じ、野菜の種まきや冬眠から覚めた動物たちの収穫をおこなっていたのです。
候的にも寒冷前線と温暖前線が交互に日本を渡って来る時期です。気温の移り変わりの激しさに体調が悪くなる人も急増します。その理由の1つが自律神経の働きです。
自律神経は5度以上の気温差があると崩れやすくなると言われており、自分自身の体内を温めるように働けばいいのか?冷却するように働けばいいのか?がわからなくなってしまい、季節の変わり目に体調を崩しやすくなる人が増えるという仕組みです。
血流が上に上がる春
冬から春に季節が変わり始めると身体も季節と同じ様に雪解けが始まります。ぎゅーっと閉まっていた血管も陽気に誘われて広がり、血流がどんどん流れはじめます。
春はこの血の流れが草木と同じ様に上に上に流れるようになり、過剰になれば「喘息、咳、腰痛、肩こり、便秘、ぎっくり腰、寝違え、しびれ、偏頭痛、ニキビ、肌荒れ、」などの症状が現れやすくなります。
この様な症状が出る場合は東洋医学では「春の病」と名づけていました。この「春の病」が出ない様に様々な工夫をして体調を管理していたと記載が残っております。
東洋医学から見る春の養生方法
昔の人はどの様に健康を意識していたのでしょうか?東洋医学の本の中にある春の養生方法の記載を解説をしていきたいと思います。
① 「春は「発生」の季節という。全ての物が芽生え、生き生きと栄える。つまり我々も春に芽生えた万物と同じ様に心身ともに生き生きと陽気を発散させる。
解説:昔は冬からは春の気候変動を「発生」という言葉を使って血流の流れを表現していました。どんどん血流が全身に流れていくため血流を滞らせてはいけないぞという事です。
② 「春は夜更かしをしても構わないが朝は早く 起きる」
解説:春は太陽が登り始めるために日の出が早くなります。そのため、寝過ごすと体内時計が狂い体調を崩してしまうよという言葉が秘められています。
③ 「朝は庭をゆったりと散歩する。髪の結びをほぐすと良し」
解説:春は、ギューッと閉まっていた血管が開きます。
しかし、髪を結んだままだと頭の血の流れは解放されずに滞ったままになってしまいます。髪の毛をほどき、散歩する事で血流の流れ調整する健康方法なのです。
この様に春の養生方法のキーワードは血流を「発生」させるのだ!という事ですが現代の言葉だと「発散」に近いです。しっかり血流と共にストレスを発散させましょう!
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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