映画「昭和残侠伝 唐獅子仁義」感想 | リタイアライフのつぶやき

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65才でサラリーマン生活からリタイア。さて、これから何をしていこうか。ブログでつぶやきながら日常生活を報告。参考になれば幸いです。

1月6日、松竹東急で映画「昭和残侠伝 唐獅子仁義」が放送されてました。興味があったので早速みました。

監督 マキノ雅弘

俳優 高倉健 池部良 藤純子

1969年東映映画 89分

内容(Movie walkerより抜粋)

「昭和の初期。蔵前一家の代貸花田秀次郎は、雷門一家の親分を斬り、惨殺された親分と仲間の仇を討った。

雷門一家の客分風間重吉は、渡世の義理から、秀次郎と相対したものの左腕を落してしまった。五年後、刑を終えた秀次郎は、早速一家の生存者たちが世話になっている名古屋の石田一家に向った。

しかし、雷門一家の仙太と辰は、その機会を狙っていた。秀次郎は、追跡され木曽路で二人の匕首をふり払ったものの、負傷してしまった。

そんな秀次郎に手厚い看護をしたのが、芸妓おるいだった。やがて、秀次郎は小諸の林田一家代貸竜平に匿われたが、この一件は雷門の同族樺島一家に知れ、竜平は秀次郎の犠牲になって殺された。

その頃、樺島一家の親分岩蔵は、材木業に手をのばし、国有林の入札をめぐって、老舗浅野屋をバックアップする林田一家を叩こうとしていた。秀次郎は、浅野屋を樺島の妨害からたびたび救った。この秀次郎殺しを金で請負ったのは、渡世人の藤吉だった。

だが、再三の挑戦にもかかわらず、はがたたなかった。そんな折、おるいの弟で林田一家の繁次が、恋人の芸妓お峰を樺島一家の代貸の勘三に奪われたうえ殺されてしまった。樺島は重吉に繁次の命と交換に秀次郎を斬れと、命じていたが、約束など守る男ではなかった。

さらに浅野屋の製材所にはダイナマイトを仕掛け林田をも狙撃した。秀次郎は、林田の最後をみとると間もなく、重吉の挑戦を受けた。

そこへ駆けつけたおるいは、二人に樺島の罠を告げたが、次の瞬間には一家の兇弾に倒れるのだった。樺島一家に向う秀次郎。彼に重吉も従い、藤吉も立上った。樺島が秀次郎の長匕首に倒れたのは、それから間もなくのことだった。」以上が概略です。

高倉健の代表作「日本侠客伝シリーズ」とこの「昭和残侠伝シリーズ」です。昭和残侠伝シリーズは、高倉健が主役、準主役が池部良です。池部良は、敵対する側にいて、高倉健側は、任侠の親分と身内が殺され、悪役側の親分に愛想をつかした池部良は、結果的には、高倉健と一緒になって、悪役の親分を殺し、池部良も死んでいくパターンがメインです。

今回も、ほぼ同じパターンですが、藤純子が加わり様子が変わります。池部良にとり藤純子が命であり、藤純子もそれに答えます。古風で健気な美しい女性を藤純子を演じてます。

藤純子が殺され、池部良が怒り、唐獅子牡丹の音楽とともに高倉健と殴り込みにいきます。

「まってました」という感じです。

一般的にやくざ映画は、親分を殺され、つらい目にあうが我慢に我慢を重ね、ついに決起し強欲なライバルに復讐するストーリーは、忠臣蔵になんとなく似ています。

忠臣蔵大好き人間の自分には、ピッタリの映画かもしれません。

最後までご覧になりありがとうございます。

 

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