アマゾンプライムで映画「極道の妻たち 死んでもらいます」を見ました。
監督 関本邦夫
俳優 高島礼子 斉藤慶子 東ちづる
1999年東映映画 107分
内容(Wikipediaより)
京都のヤクザ組織・館山組では、七代目となる跡目を決めるため最高幹部たちによる入れ札(投票)が行われた。
入れ札は館山組傘下である拝島組組長・拝島安次と半沢組組長・半沢友明との一騎打ちとなり、服役中の拝島の代わりに出席した妻・久仁子がその行く末を見守る。
その結果、七代目に半沢が選ばれるが正式な襲名披露までまだ数ヶ月あり、幹部と話し合った久仁子はその間に巻き返しを図ることに。
半沢は愛人・深町飛鳥がママをするクラブからの帰り際何者かにより襲撃されるが、店の従業員により命拾いする。後日、飛鳥は店のオーナーである久仁子から、組の資産を増やすためビルの競売を前に店を明け渡すよう告げられてしまう。
別の日、飛鳥は半沢襲撃事件で怪我を負った従業員を見舞うと、同じくお礼を言いに来た半沢の妻・しのぶと鉢合わせになり女同士の火花を散らす。さらなる資産運用を考える久仁子のもとに、ある組員から10億円の土地売買を提案されたため彼に任せることに。
半沢は兄弟分・唐津篤彦から入れ札を買うために館山組の金を数億円無断使用したことを知らされ、結果的に共犯者の立場となる。
弱みを握られた半沢は、拝島組を潰す代わりに半沢が七代目を継いだ後3年をめどに唐津に八代目を継がせるよう約束させられてしまう。
半沢から唐津に弱みを握られたことを聞いたしのぶは、夫に唐津に従うフリをして跡目を継いだ後約束を破るよう助言する。飛鳥は店に来た拝島組組員がヤミ金業者から土地購入代として10億円借りるのを耳にし、半沢に密告する。
その見返りに競売に出ていた久仁子のビルを半沢に落札してもらった飛鳥は、不満を持った久仁子と取っ組み合いとなるが勝負に勝って納得させる。土地取引の担当組員が不動産屋と共に現地に訪れるが、土地の見張り役を名乗る男たちから「この土地は半沢さんの物」と告げられる。
嫌な予感がした久仁子が土地取引を取りやめようと現地に駆けつけると、担当組員から「半沢の罠だった」と聞かされる。
半沢が飛鳥の部屋にいた所しのぶが現れ、組員が警察沙汰のトラブルを起こしたことを知らされ妻に助けを求める。2人の様子に愛人として無力感を感じた飛鳥は、その夜、久仁子の前でヤミ金業者を脅して土地取引詐欺は半沢ではなく唐津が裏で糸を引いていたことを暴露させる。
飛鳥が街を出た後、唐津は人を使って半沢や服役中の拝島組組長を立て続けに殺して七代目候補として名乗り出る。
久仁子としのぶはそれぞれ夫たちに別れを告げた後、唐津組事務所に向かい妻としてのけじめをつける。」とあります。
今まで、映画として極道の妻たちの主役は、岩下志麻が大半で10作品つくられ打ち切りとなった。その後、ビデオ制作となり11作目から14作目まで高島礼子が主役で作られ15作目に黒谷友香主役でつくられ終わりとなりました。
今回の映画は、ビデオ制作の2作目です。
感想としては、高島礼子もいいのですが、やはり姉御としての貫禄がある岩下志麻が迫力ありました。
ストーリーもいとも簡単に半沢や服役中の拝島組組長が殺されるのもむりがあると思いました。
ただ、女どおしの確執が意地の張り合いもあり面白かったです。
このシリーズでは、男の指をつめる代わりに、足や手に刀を刺すシーンが見られますが、やくざの妻の意地をみせています。
最後、女性二人(高島礼子と斉藤慶子)の殴り込みは、完全に昭和残侠伝の高倉健と池部良のパクリだと思いました。
着物を着て無差別に殺しまくりますが何か違和感を覚えました。
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