映画「昭和残侠伝一匹狼」感想  | リタイアライフのつぶやき

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65才でサラリーマン生活からリタイア。さて、これから何をしていこうか。ブログでつぶやきながら日常生活を報告。参考になれば幸いです。

1月10日、BS12で映画「昭和残侠伝一匹狼」が放送されてました。興味があったので早速みました。

監督 佐伯清

俳優 高倉健 池部良 藤純子

1966年東映映画 90分

内容(MIHOシネマより抜粋)

「昭和の初期。銚子に近いある漁港町。間もなく近づくマグロ漁を前に、他の網元をつぶして、マグロを独占して、ひともうけしようと企んだ網元川鉄一家は、暴力と札束で網子を着々自分の傘下に収めていた。

老舗の網元、浜徳の主人浜田勇吉も、浜徳を助ける潮政一家の貸元秋津政太郎も、川銀一家にほとほと手を焼き、はやる子分の気持を抑えるのに必死だった。

元、関東島津組の幹部だった武井繁次郎が、政太郎の家に住みついたのはこんな時だった。繁次郎は、川銀の仕打ちに腹をたてるのもさることながら、昔の親分を暗殺した刺客桂木竜三が、川銀一家にわらじを脱いだということを聞き、復讐の機会を狙っていた。

そしてこの港町で公演している女剣戟五月不二子一座に働く、昔の弟分弁慶松も、繁次郎を助け竜三の動静を見守っていた。

そんなある日、川銀の貸元銀五郎は、仲買人まで買収しようと計り、防ごうとした政太郎を手下に射殺させた。

いきりたつ潮政一家の子分達をなだめ、自分にまかせてくれといったものの、繁次郎の心は重かった。繁次郎が初めて惚れた小料理屋の女主人美枝は、竜三の妹だった。

そして竜三も仁義をわきまえたいい男だった。この場を丸く収めたいと繁次郎は、浜徳のために大洗の木崎親分に頼み、やっとのことで網子を貸してもらった。

それを聞いた銀五郎は、浜徳の漁船の焼打ちにかかる一方、竜三に繁次郎を斬ることを命じた。心ならずも竜三を倒した繁次郎は、その足で川銀一家になぐりこんだ。川銀一家の子分を斬りまくり、浜辺を逃げる銀五郎を一刀のもとに斬り倒した。

すべてが終った。呆然と立ちつくす美枝の前を、繁次郎は警官にひかれていった。見送る美枝の眼は、いつしか涙にぬれていた。」とあります。

この映画は、昭和残侠伝シリーズ3作目です。

やはり、このシリーズの特徴である主役が高倉健、準主役が池部良でおおむね池部良は敵対勢力に与しながら高倉健と友情で結ばれ、最後は二人揃って殴りこみに行くのがパターンです。

時代は、昭和初期で前回の「唐獅子牡丹」で舞台は、宇都宮の石材採掘場でしたが、今回は銚子に近いある漁港でした。

いつものパターンで善人で義理人情に厚い親分、子分が殺され堪忍袋の緒が切れて敵対していた二人がいつの間にか友情で結ばれ揃って殴りこみに行きました。そして、池部良が殺されるのもいつものパターンです。

今回、高倉健が警官にひかれていき、純愛であった藤純子が「帰ってくるのを待っています」と言います。不覚にも泣いてしまいました。

いい映画でした。

最後までご覧になりありがとうございます。

 

 

 

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