映画「ウエスタン」感想 | リタイアライフのつぶやき

リタイアライフのつぶやき

65才でサラリーマン生活からリタイア。さて、これから何をしていこうか。ブログでつぶやきながら日常生活を報告。参考になれば幸いです。

1月8日、NHKBSで映画「ウエスタン」が放送されてました。興味があったので早速みました。

監督セルジオ・レオーネ

俳優クラウデァ・カレデナーレ、ヘンリー・フォンダ、チャールズ・ブロンソン

1968年イタリア映画 166分

内容(MIHOシネマより抜粋)

「アメリカの西部開拓時代。カリフォルニアの田舎町の駅。腰に拳銃を携えた三人の男が列車の到着を待ち受けている。そして到着した列車が通り過ぎた後、一人の男が線路の向こうでハーモニカの妖しい旋律を奏でていた。その男の拳銃は瞬く間に三人の男たちを倒した。

過去に遡り、アイルランドから子供たち三人と移住して来たマクベインは、荒れた土地に大きな未来を描いていた。そして彼はニュー・オリンズにいる婚約者のジルを迎える準備をしていた。その日、外でジルの歓迎準備をしている最中に5人組のガンマンが現れ、マクベインと長男長女が射殺される。そして残された末っ子も、そのリーダーであるフランクに、名前を聞かれたという理由から銃口を向けられ、無情の銃声が響いた。

その頃、駅に到着したジルにマクベインからの迎えはやってこなかった。彼女が馬車を雇い着いたところには、迎えてくれるはずだったマクベイン一家の遺体が並んでいた。

葬儀が終わり、ジルはそのままマクベインの家に留まった。自分が住む予定だった家で彼女が物思いに耽っていると、数人のならず者が訪れコーヒーを要求してきた。男はシャイアンと名乗り、マクベイン一家を殺害したと噂されていたが、自分にその疑いが掛けられている事に不満をこぼしていた。

マクベイン一家を殺害した裏には、鉄道会社の役人モートンが土地を狙いフランクを仕向けた謀略があった。シャイアンが去り、ジルも帰ろうとしているところへハーモニカの音色が流れ、”その男”が現れ、彼女を引き留める。

やがて”その男”はモートンとフランクが乗る汽車に忍び込むが、捕まって列車の中に拘留される。

フランクがジルとの直談判に出かけた後、列車の底に潜んでいたシャイアンの機転で形勢は逆転し、”その男”とシャイアンはフランクへの復讐を図る。

やがてジルに所有権が移ったマクベイン所有の駅建設予定地と、鉄道会社の利権が絡みながら三者の駆け引きが始まるが、”その男”の目的はフランクに兄を殺された復讐だった。

そしてついに”その男”はフランクを倒しその地を離れていったが、背景には鉄道工事が着々と進められ、新しいアメリカの礎が築かれようとしていた。」とあります。

感想としては、極端な顔のクローズアップです。顔のシミまでわかる大画面の顔。長いシーンとゆっくり進む映像。この映画は、3時間弱ですが、長く感じないのです。

たくさんの人が現れ、セットも大がかりです。ずいぶんお金がかかっていると思われます。

セルジオ・レオーネ監督の作品は、このブログではマフィアを描いた「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」、黒澤明「用心棒」を真似た「荒野の用心棒」、「夕陽のガンマン」、「続・夕陽のガンマン」を紹介させてもらっていますがマカロニ・ウエスタンの面白さを十分わかる映画でした。この映画は、壮大なスケールのもと、マカロニウエスタンの総仕上げみたいな感じでした。土地を巡る莫大な利権にかかわる殺し合いの中に復讐がからみあい、鉄道工事が着々と進められてアメリカが発展していくという映画でした。派手な殺し合い、列車の中の打ち合いなどみどころたくさんの娯楽映画でした。最初、だれがいい奴なのか、悪役なのか全然わからなくまた「その男」の役割がわからず、最後の最後で復讐とわかるということでした。

シャイアン、モートン、フランクが死に、”その男”が生き残り旅立ち、ビルだけが残りました。

ラストシーンで蒸気機関車の線路をたくさんの人間が作って走らせるスケールの大きさの中にジルが作業員の世話をして終わります。日本でヒットした理由がわかりました。

この映画(原題「Once Upon a Time in the West」)と「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」と「夕陽のギャングたち」の3本を「ドル箱三部作」に真似て「ワンス・アポン・ア・タイム三部作」というそうです。早速まだみてない「夕陽のギャングたち」を見ようと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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