映画「ギャング・オブ・ニューヨーク」感想 | リタイアライフのつぶやき

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65才でサラリーマン生活からリタイア。さて、これから何をしていこうか。ブログでつぶやきながら日常生活を報告。参考になれば幸いです。

1月2日、BSいで映画「ギャングオブニューヨーク」が放送されてました。興味があったので早速みました。

監督 マーティン・スコセッシ

俳優 レオナルド・デイカプリオ キャメロン・ディアス

2002年アメリカ映画 167分

内容(MIHOシネマより抜粋)

「19世紀初頭のアメリカは、アメリカンドリームを夢見たアイルランド人の移民が次から次へと押し寄せていた。

貧しかった彼らが住むことが出来たのは、モーテルや売春宿が多くあるファイブ・ポインツだけだった。しかしそこは元々ネイティブ・アメリカンが暮らす土地。2民族は縄張り争いを始めるようになる。

1846年。ついに事が深刻化した。ネイティブ・アメリカンズとアイルランド移民の団体レッド・ラビッツが抗争となり、ラビッツのリーダー・ヴァロン神父がアメリカンズのリーダー・ブッチャーに殺害された。

神父の息子アムステルダム(レオナルド・ディカプリオ)は少年院に送られてしまう。

16年後。出所したアムステルダムは、再び因縁の地に戻ってくる。そしてネイティブ・アメリカンズに素性を隠して潜入。そこでメキメキ頭角を現し、ブッチャーに気にいられる。

ある日アムステルダムはジェニー(キャメロン・ディアス)という女性と出会い、お互い惹かれていく。

しかしブッチャーに素性がばれ、追放されてしまう。ジェニーが猛反対するなか、アムステルダムは新生デッド・ラビッツを結成。

父親の敵をとるべく闘いを挑む。しかしまさにその日、貧困層をはじめとする住民達が南北戦争を進める政府に反感を抱く中、遂に耐えかねた住民達による大規模なニューヨーク徴兵暴動が勃発。

暴徒が荒れ狂い、陸海軍が暴徒に無差別攻撃を浴びせる地獄絵図の中、アムステルダムはブッチャーと一対一の対決に臨む。

艦砲射撃はアムステルダムに重傷を負わせ、ブッチャーも瀕死にします。戦いの場でアメリカ人として死ねるというブッチャーに、アムステルダムは止めを刺しました。」とあります。

最初の、ネイティブ・アメリカンズとアイルランド移民の団体レッド・ラビッツの抗争シーンが雪の中でナタ、斧などで地面の雪が真っ赤になり目を覆いたくなる抗争の凄さでした。

一方で、アムステルダムがいつブッチャーに素性がばれないかハラハラドキドキでみてました。

ナイフ投げの名人ブッチャーがジェニーを相手にナイフ投げをする場面も息をのむ思いでみてました。それにしてもデカプリオも名演技ですが、ブッチャー役のダニエル・デイ=ルイスの個性が際立ってました。

19世紀初頭のニューヨークは、混沌としていて、黒人への人種差別ははるかに凄かったです。また、貧富の差が激しく、市民の不信感や鬱憤が蓄積していたことが窺えます。凄い時代であったことがわかりました。

この映画で19世紀初頭のニューヨークを再現して、ギャングたちの屍の上に現在のニューヨークがあるといっていると思いました。

最後までご覧になりありがとうございます。

 

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