「冬芽」と「葉痕」 | リタイアライフのつぶやき

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65才でサラリーマン生活からリタイア。さて、これから何をしていこうか。ブログでつぶやきながら日常生活を報告。参考になれば幸いです。

雪が降ると、山野草など観察するものがなくなります。花も実もありません。そんな時、興味をひくものが冬芽と葉痕です。自分の持っている「樹木図鑑」でも、冬芽は、特別に掲載されています。

冬芽(とうが)とは、晩夏から秋に形成され、休眠・越冬して、春に伸びて葉や花になる芽です。

寒さを防ぐため鱗片(りんぺん)でおおわれています。「ふゆめ」とも読みます。

一方、葉痕(ようこん)とは、落葉した葉の柄の痕跡の事で、葉への養分、水分などの官(維管束)の跡を言っているようです。

最初は、葉痕です。〇の部分が葉痕です。

エゾニワトコ?の葉痕です。

葉痕は、葉の柄が、枝に着いていた部分です。従って、大きな葉ほど、葉痕も大きく、いろいろな形に見えるようです。ただ、維管束痕がみえないですね。

アジサイの葉痕です。

葉痕には、維管束痕が3つあります。目と口に見えます。

面白いですね。

エゾヤマザクラの葉痕です。小さくてよくわかりませんでした。

次回、他の葉痕も調べてみようと思います。

次は、冬芽です。

ツリバナの冬芽です。

冬芽は、越冬して春に花や葉になる芽のことで、寒さを防ぐために様々な形の鱗片で覆われています。

これはドウダンツツジの冬芽です。可愛らしいです。

冬芽(頂芽)は赤褐色で芽鱗に包まれています。

エゾヤマザクラの冬芽です。鱗片で覆われています。

シラカバの果穂と冬芽です。

イチョウの冬芽です。何か小さいですね。

モクレンの冬芽です。柔らかい毛で覆われています。

アジサイの冬芽です。

頂芽は裸芽で大きく長さ1~2cmの長卵形。〇の部分です。

側芽は長さ3~13mmと小さく2個の芽鱗に包まています。〇の下の2つの芽です。

エゾニワトコの冬芽です。対生です。ふっくらしています。様々です。

木々なりの寒さ対策です。

「冬芽」と「葉痕」結構、奥が深そうです。

最後までご覧になりありがとうございます。

 

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