僕のお袋は料理が下手・・・もとい、独創的です。
では、どれだけ独創的なのか?
代表的な例として、ハンバーグの作り方でご説明致しましょう。
ハンバーグは、すごーく簡単に言うと
挽き肉に卵などを混ぜたものをパン粉を付け、楕円形に形を整え、それを平たくして焼くもの。
※味付けはさておき
というのが一般的な作り方だと思うんですね。
ところがどっこい、ウチのお袋は全く違います。
基本的な食材は同じなのですが、形が野球のボールのように結構デカイ球体です(笑)
しかも、それを天ぷらのように油で揚げるという・・・。
出来上がったものは、大抵の場合 「外は堅くて真っ黒、中はまだ生焼け(良く言えばジューシィ?)」
という、およそ食べ物と呼べるのかどうか疑問な物と化していますから。
一体、どこでその独創的な作り方を生み出したのか、未だに聞き損ねているのが残念です(笑)
それから、お弁当がこれまた独創的というか何というか・・・。
僕は幼い頃、ちょっと変わった味覚の持ち主だったんですね。
いわゆる子供の喜びそうな食べ物、『 ハンバーグ 』 や 『 オムライス 』、『 ケーキ 』などが好きではなくって
特に甘いものがダメ。
逆に、好きな食べ物と言えば、お蕎麦とか、酒のつまみ系という老成っぷり(というよりジジイ)
話は戻りまして・・・そんな僕は子供の頃からサラミが大好きで、お袋もそれを知っていたんですね。
そして、高校1年のある日のお弁当。
お昼になり、弁当箱の蓋を開けて見ると、中身は薄く切ったサラミが5切れ程と白米のみ・・・。
サラミ数枚で、どうやってご飯を食べろって言うんじゃーー!
なんだかんだと、結局食べましたけどネ。
そんな僕は、お袋を説得し、高校1年の夏休みまでにお弁当を持っていくのを止めて
学校の敷地外にある食堂に食べにいくようになったのでした。
※本当は、昼休みに学校の敷地から出てはいけないんですけど。
これには後日談がありますので、それは後述しますね。
僕も、一人暮らしを始めて料理をするようになってからようやく「毎日料理をするって大変なんだなぁ」と思い、
お袋の事を少しは見直したのでした、が・・・いわゆる「お袋の味」は未だに遠慮したいところです(笑)
【後日談 : 食堂編】
ある日のお昼に食堂に電話が掛かってきたんです。
そのお店は出前もしているので、特に気に留めないでいたところ、すっかり顔馴染みの食堂のおばちゃんに
「ろんくん、T先生から電話だよ~」とのお告げが。
あやうく、スープを吐き出す所でした(笑)
本当は校則で禁止されている事をしているだけに、「うわ、こりゃマズイな・・・。」と思って恐る恐る電話に出ると、
担任T いわく
「おう、ろんか。飯食ったら、味噌ラーメンを職員室に持ってきてくれ」 との事。
校則はどうなってるんや~!(笑)
その後、僕は学校まで味噌ラーメンを出前する羽目になりましたとさ。