ウェルビーイングを目指すマツジュンです。
親業訓練講座でコミュニケーションをお伝えしていますが、人の話を聞くのが苦手で、能動的な聞き方ができにくいタイプと、人の話は聞けるけれど、自分がどう感じているのかを言いにくいタイプがあります。
私は自分の意見を言ったり、好き嫌いを表明するのは簡単でしたが、どうしても息子のことが自分の問題になってしまい能動的な聞き方ができませんでした。
みなさんは相手の話を聞くことと、自分の意見や気持ちを言うことと、どちらが簡単ですか?
これは良い悪いではなく、性格や育った環境などで傾向ができてしまうのだと思います。
親が威圧的で子どもの意見を聞かない場合は、子どもは親の顔色ばかり見てしまい、自分の気持ちをスルーしやすくなります。
そして結婚した相手が妻の意見を聞かないタイプだと、自分の意見や気持ちを言う練習もできなくて、言わないクセがついてしまうのです。
最近の若い人にはいないと思いますが、まだ私の周囲の昭和の男の中には「バカな女の意見なんて聞いていない。俺がカラスは白いと言ったら白いのだ!」なんて言う信じられないタイプもいました。
男尊女卑の家庭で育ったのか、妻を対等に思っていなくて、朝、妻が話しかけたら「俺は朝から仕事のことを考えているのだから、勝手に話かけるな。用があれば呼ぶから隣で控えてろ」なんて狭い家で言ったと聞いてびっくりしました。
そんな環境で自分軸で生きるのはなかなか大変です。
でも子どもにはどう生きて欲しいですか?
自分ではなく、他人の評価や基準を気にして自分の本音をかくして生きて欲しいですか?
大事なのは親がお手本として、わたしを主語にして正直に親の気持ちを語ることです。
それを子どもは見ていて、「気持ちは正直に言ってよいのだ」と思います。
親がいつも親の仮面をかぶっていて本音を語らなかったり、周囲の顔色や世間の常識ばかりにとらわれていると、子どもは他人軸で生きることが普通だと思いやすいです。
ぜひ自分のためにも、子どものためにも、他人の意見を尊重しつつ、自分の「好き」「楽しい」で決断してください。
自分軸で生きることは、他人にふりまわされないで安定しやすいです。