グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。

 

子育てがとても辛い時に誰かに相談できますか?

 

話を聞いてもらえますか?

 

私が長男の子育てが本当に苦しかった時に、家族や友人に相談しても、長男のユニークさは目に見えるものではないから、なかなか私の辛さを分かってもらえませんでした。

 

友人の子どもの誕生会へよんでもらい、長男が参加した時には、「あれほど長男が大変と言っているけれど、家の本棚の前から動かなくて、とても良い子よ」と言われました。

 

みんなと遊べない、1人で勝手に本を読む、その場の空気が読めないのが悩みだったのですが、友人にしたら、他の子の迷惑にならないし、本人は楽しそうだし、何も問題ではないと思えたようです。

 

他の友人にも「ゴーイングマイウェイで良いわね」とか「周囲に流されないのは偉いわ」とか、言われてしまい、長男のこだわりが強いとか、コミュニケーションがうまく周囲とできないとかの私の悩みは分かってもらえませんでした。

 

確かに見方ミカタを変えれば、大人しい自分で好きなことをしている手のかからない子に見えたのかもしれません。

 

けれども親としては、親の言う事も、先生の言う事も、友達の言うことも聞いていないとか、自分のことしか考えていないとかはとても心配でした。

 

身体障害も知的障害も無かったので、育てるのがとても大変と言っても分かってもらえなかったのです。

 

私が神経質すぎるとか、気にしすぎるとか言われたり、子育てが辛いと言っても12の障害になるお決まりの型で答えられてしまい、私は気持ちを聞いてもらえたと思えませんでした。

 

そんな時に川崎いのちの電話のグループリーダーだった牧師先生と出会い、「子育てが本当に辛いのです」と言った時に、初めて「とてもお辛いのですね」とそのまま受け止めてもらえました。

 

牧師先生はカウンセリングの勉強もされていて、まさしく能動的な聞き方で、私の辛さをそのまま受け止めてくれました。

 

「大丈夫ですよ」とか「考えすぎですよ」などと言わないで、私が言う事を「それは辛いですね」と聞き続けてくれたのです。

 

その時に、それまでは途中で「気にしすぎよ」とか「あの子は良い子よ」などとさえぎられる事ばかりだったのですが、最後まで私の言う事をさえぎらないで聞いてくれました。

 

本当に辛い時は、質問も、提案も、激励もして欲しくなく、まして「ひどい親ですね」なんて非難もされたくないことを痛感しました。

 

聞いてもらえたと実感できたのは、最後までさえぎらないで私の辛い気持ちを共感して聞いてくれたからでした。

 

親業(ゴードンメソッド)の能動的な聞き方の素晴らしが分かった瞬間でした。