グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。

 

お互いの欲求が対立した時には、話し合いができないと、力が強い人が常に勝って、負けた人は敗北感でうらみに思います。

 

子育てもそうですが、介護の現場でもなかなか話し合いで解決しないで、どちらか強い方の言い分が勝ってしまい、うらみが残りやすいです。

 

特に介護になると、介護する方が強くなってしまい、なかなか介護される人の気持ちを受け取ることが難しくなります。

 

でも相手が弱っていても、相手の気持ちを尊重するのはとても大事です。

 

自分の言い分が通用するかどうかよりも、自分の言い分をきちんと聞いてくれたかどうかが大切なのです。

 

聞いてもらえないと無視されたようで悲しくなりますし、相手がいくら忙しくても数分でも自分にちゃんと向き合ってくれたかどうかで気持ちは変わります。

 

「能動的な聞き方」は相手の行動をイヤと思うと聞けなくなりますが、イヤと思わないで、相手のサインと思って

 

1 繰り返す

 

2 言いかえる

 

3 気持ちをくむ

 

を意識して、相手の気持ちをフィードバックすると、相手は自分の気持ちを聞いてもらえたと思えます。

 

母に対しても、「あなたが帰ると寂しい」と言われて、

 

1 私が帰ると寂しいのね

 

2 私が帰るのがイヤなのね

 

3 一人になるのが寂しいのね

 

と、言われるたびに母の寂しさを受け止めました。

 

そして「できればいたいけれど、私は夫や息子たちの夕食を作らなくてはいけないから、帰らないといけないので困った」と答えてました。

 

そしてある日、親業(ゴードンメソッド)の第三法でどうしたらお互いが少しでも満足できるかと色々なアイディアを出し合いました。

 

私が帰らないとか、私が来ないとか、極端なアイディアも出して、2人で色々検討して、最後に母の大好きなぺ・ヨンジュンさんのぬいぐるみを私の代わりに置いておくことになりました。

 

少し高いぬいぐるみでしたが、大きさもちょうど良くて、私の代わりに母のベッドの横に寝かせることにしました。

 

私は自分の体が二つになったようでホッとしましたし、母も私がいつも横にいてくれるようでホッとしたようでした。

 

私の代わりになってくれたぺ・ヨンジュンさんのぬいぐるみは、最後には母のお棺に入れて、天国まで付いていってもらいました。

 

感謝です。