グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。
親は子どものためと言いながらとても残酷になれます。
最近は洋服も安くなり、見るからに貧乏人という人は少なくなり、金持ちもユニクロを着たりするので、貧富の差が見ただけでは昔よりも分かりにくくなっています。
浮浪児とか浮浪者も死語になってきています。
今ではホームレスですね。
私がショックを受けたのは、お母さんが子どもにホームレスを指さしながら「あんな大人にならないために勉強するのよ」と言ったのを聞いた時です。
子どもになんとか勉強をさせたくて、つい言ってしまったのかもしれませんが、それはホームレスにも子どもにも失礼で残酷な態度です。
「世界をただ見るだけの人生にしないために勉強する」にも、勉強が好きでないとか、向いていない人へのとても失礼で残酷な思い上がりを感じるのです。
親は子どものお手本になれるので、本当に子どもに勉強して欲しいなら、親が喜んで勉強する姿を見せないといけません。
そして勉強がどんなに自分にとって楽しいかを伝えるのです。
でもそれは伝えるだけで、だから勉強しなさい!と押し付けるのではなく、あくまでも決めるのは子どもです。
親だけでなく、素敵な大人にたくさん会って、あんな大人になりたい!と一生懸命勉強するかもしれません。
私が公立中学の心の教室の相談員をしていた時に、仲良くなったたくさんの先生たちに「どうして先生になろうと思ったのですか?」と聞きました。
その時は、8割ぐらいの先生たちが「とても素敵な先生に出会ったから」とか、「先生が大好きで、先生になりたいと思った」と答えてくれました。
つまり先生のお手本があり、自分も先生を選んだ人が多かったのです。
それほどお手本になるのは子どもに影響を与えます。
昔から子どもは親の背中を見て育つと言われきたのは、親は子どものお手本という意味ですね。
子どもを脅迫したり、正論で追い詰めたりしないで、お手本になって親の価値観は伝えましょう!