グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。

 

私の親業訓練一般講座の受講生の中にも印象的だった人がいます。

 

みんなで誰の問題か?を練習している時に、自然に子どもをあるがままで受容できるお母さんがいました。

 

他の7人ぐらいは、どうしても非受容になる・・・と自分の子どもへの見方に悩んでいたのですが、お一人だけがとても自然に受容できていました。

 

私もたくさんの受講生がいますが、行動の四角形で自分の気持ちを整理すると、自分がこんなに子どもの行動がイヤだったと気がつく人が多いです。

 

私も長男を愛しているのに、どうしてこんなにイヤだと思うことばかりで、あるがままを受容できないのだろうか・・・と悩み続けました。

 

40年前は長男の行動が発達障害の特性であり、個性であるとの知識もなく、なんとか長男を信頼し、偽りの受容ではなく、あるがままの長男を受容したいとジタバタしました。

 

私はおかげさまで信頼できる牧師さんとの出会いがあり、自分が40歳の時に洗礼を受けて古い価値観を捨てて、「生まれてくれてありがとう。いきていてくれるだけで嬉しい」と心から思えるようになり、中学生の長男との関係は劇的に良くなりました。

 

私が時間がかかったので、その受講生さんがとても自然にお子さんたちを最初から受容しているのがとても不思議でした。

 

そして講座の中でその受講生さんが最初のお子さんを亡くされていたことが分かりました。

 

だから残った2人のお子さんに「生きているだけでいい」と心から思えていたのです。

 

とても辛い経験をされていたけれど、それでご自分が磨かれて、2人のお子さんたちと良い関係が築けてお幸せなのは、亡くなったお子さんからのプレゼントのようで感動しました。

 

子どもを亡くした自分が不幸・・・にならないで、残ったお子さんたちと信頼関係を築いていることに感激しました。