グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。
長男はどうしてもパニックになりやすかったのですが、「この子はパニックになりやすい子だ」とこちらが落ち着いて見られるようになると、対応を変えることができました。
子どもがパニックになると、親も困ってパニックになってしまうのです。
親が困るとなんとか子どもを静かにさせようとして、「泣かない!」「騒がない!」「静かにしなさい!」と言ってしまうのですが、それはどれもお決まりの12の型の命令ですね。
どんなに強く命令しても、大きな声を出しても、それで子どもは静かになりません。
親は自分の困った苦しい気持ちを分かってくれない!と思うから、もっと分かって欲しくて大きな声で泣いたり、暴れたり、騒いだりするのです。
そうではなく、「子どもはパニックになるぐらい困っている」と冷静に子どもの状態を受け止めて、能動的な聞き方で子どもの気持ちを声に出す。
「壊れてしまって悲しいね」「順番がこなくて悔しいね」「食べられなくて頭にくるね」となぜパニックになっているのかを受け止めて、その気持ちに共感して受け止める。
能動的な聞き方のコツは、自分は「壊れても悲しくない」「順番が来なくても気にならない」「食べられなくても平気」で、子どもの気持ちに同感できなくても良いのです。
私とちがって、この子は壊れてしまって悲しいのだ・・・順番がこなくて悔しいのだ・・・食べられなくて頭に来るのだ・・・と子どもの気持ちを客観的に想像するのです。
共感は、違う考えの人でも、相手の立場なら自分はどうだろうと、客観的に想像してみる知的作業です。
つまり共感は能力なので訓練によって鍛えられるのです。
だから親業訓練では、能動的な聞き方を練習してできるように訓練します。
共感は、同情のようにかわいそうに思うなどの感情とはまるで違います。