グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。

 

日本人はとてもコミュニケーションを大事に思っていると痛感したことがあります。

 

だからコミュニケーションが苦手なASDのアスペルガータイプの子どもはとても苦労します。

 

今では学校の対応が変わっているかもしれませんが、長男が発達障害と分かった25年前ぐらいに、友人の中学生2年生のお子さんの相談をされたことがあります。

 

その学校は関西だったのですが、冬休みにスキー合宿が全校でありました。

 

友人の息子は受験を考えていて、スキー合宿に行くよりも、塾の冬期講習を受けたいと友人に言いました。

 

本人に希望なので、それを担任に伝えたところ、担任が激怒して「あの子には社会性や協調性が欠けていて、友人とのコミュニケーションもうまくできない。スキー合宿はとても良い機会なのに、それを休んで塾で勉強したいというのは大反対です。そんな事をしたら、一生後悔しますよ。親は何を考えているのですか!」とののしられたそうです。

 

親としては子どもの気持ちが一番大切で、別にスキー合宿に行っても社会性や協調性には関係ないし、親とはちゃんとコミュニケーションが取れているので、何も問題ないと思ったそうです。

 

彼女だけでは担任とそれ以上の話し合いができなくて、とうとうご主人が学校へ行き、なんとかスキー合宿を休むことになりました。

 

その時に担任が呪いの言葉として「彼がどんな大人になっても知りませんよ。親も非常識だし、子どもは変です」と言ったそうです。

 

そして高校受験の内申書は書かないなどの意地悪をされて、奮起した息子は灘高校に受かり、東大へ行きました。

 

結果オーライだったのですが、聞いた時は学校の先生が本人や親を罵倒したり、否定したりすることが信じられませんでした。

 

先生には先生の価値観があり、それに従わない生徒や保護者を赦せなかったのかもしれませんが、否定ではなく、他の方法を考えられなかったのかと残念です。

 

価値観の違いは話し合いでは無理だと親業(ゴードンメソッド)では言います。

 

お互いの欲求の違いなら、話し合いでお互いに歩み寄り、お互いが満足する結果を見つけることができます。

 

でも相手の価値観を変えるには時間がかかります。

 

明日から、どうやって相手の価値観に影響を与えるかのヒントを書きます。