グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。

 

子どもの気持ちに共感することの大切さを書いてきましたが、それでは親の気持ちはどうしたら良いでしょう?

 

親も誰かに聞いてもらえたり、気持ちに共感してもらえることでとてもホッとします。

 

私が発達障害の親の会に関わっていた時は、何も解決するための会ではなく、参加者が自由に話せる会にしていました。

 

それぞれの悩みは違いますが、子どもの発達のこと、学校のこと、進学のこと、友人のことなど共通のことも多く、1人ずつが自由に話していき、それからフリートークにしてました。

 

1人が話している時は、それを否定しないで、みんなでしっかり聞く。

 

疑問があったり、気がついたことがあれば、それは話し終わってから自由に言う。

 

傾聴が基本ですが、「それには良い学校があるのを知っている」とか、「こんなケースを聞いたことがある」など意見の交換を大事にしました。

 

1人で悩まないで、みんなに聞いてもらうだけでホッとしたり、元気になったりできます。

 

わが家の長男が一番年上で、みなさんはまだ小学生や中学生ばかりだったので、将来のケースとして我が家の経験をお伝えしていました。

 

8回連続での親業訓練一般講座は、なかなか集まれなかったので、月に一度のこの会で子育てのヒントをコミュニケーションを中心にお伝えしていました。

 

私もリアルな発達障害の支援の様子や現在の問題などが分かり、とても有意義な会でした。

 

残念ながら世話人をしていてくれたお二人のお子さんが大きくなり、就職もするようになり、なかなか代表をして下さる方がいなくて、解散になってしまいました。

 

当事者の会は本当に大事です。

 

最近は発達障害で悩むよりも、不登校で悩む親子の支援に関わることが増えてきました。

 

不登校になるお子さんの6割は発達障害と聞いたこともありますが、どんどん不登校の数も増えているので、この数字は変わっているかもしれません。

 

この11月30日(土)には川崎の親子を考える会として、川崎市のかわさき子どもの権利の日の市民企画に不登校の支援で参加します。

 

詳しいことが決まりましたら、このブログでも紹介します。