グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。

 

子どもの自立と書いていて、障害のある子どもの場合は、どこまでを自立と言うのか?

 

もちろんたくさんのヘルパーさんやボランティアさんを使って、重度障害でも一人住まいをしてる人もいます。

 

私の友人は40歳でパーキンソン病になり、それまではバリバリ働いていたのですが、どんどん出来ないことが増えていき、親も高齢になり、50歳を過ぎて自分が高齢者施設に入りました。

 

今は車椅子で施設のスタッフに助けられて生活しています。

 

障害の重さによって自立の選択肢は変わってくると思いますが、親は必ず先に死にます。

 

日本の国がこれからどうなるかは不安材料なのですが、なんとかグループホームなどを充実させて、障害があっても死ぬまで安心して暮らせる世の中にして欲しいです。

 

我が家は長男には弟がいますが、弟も離婚して独身で仕事を頑張っているので、どこまで兄のことをしてくれるか分かりません。

 

おかげさまで長男は発達障害のグレーゾーンで、今の仕事が向いているので、なんとか夜勤ですが、この仕事を続けて欲しいと思っています。

 

子どもに障害がなくても、子どもが親の年金に依存して生活していると、親が亡くなった時に親の死を隠して年金を受け取ろうとしてしまう悲劇もおこります。

 

親は自分が元気な間に、子どもと行政を結びついておくなど、親がいなくなっても、子どもが生きていかれるように周囲との関係を良くしておくなど、努力する必要があります。

 

子どもが自立してしまい親が寂しくなる空の巣症候群は、子どもに障害があるとうらやましい話ですね。