グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。

 

コメントをいただいて気がついたことがあります。

 

思春期の前までは、まだ長男の特性が変わらないものだと思っていなくて、少しでもみんなと同じようにできるようにと親も努力しました。

 

たまたま小学校時代は、長男は友人がいなくても、1歳違いの弟は友人が多いので、その関係で弟の友人二人との計3名、その兄弟、そしてその友人と合計6名(小学5年2人、4年3人、3年1人)と母親4人で遊ぶことが多かったです。

 

今でもその時のママ友たちとは仲良くしています。

 

同じ水泳教室に通わせて、合宿に行かせたりもしましたし、なんとか長男には仲間と遊ぶことが楽しいと感じて欲しくて、大人4人、子ども6人でお花見に行ったり、ディズニーランドへ行ったり、みんなで楽しく遊びました。

 

けれども気がつくと長男だけ個人行動をしていて、いなくなったり、5人が仲良く同じ物を食べても、自分はマイペースでした。

 

友人のママたちには長男のことを「周りに流されなくて偉いね」「自分の意見があって良いね」などと好意的に言ってもらえたので、このメンバーで長続きできたのだと思います。

 

私にしてみたら、一人っ子が二人いたのですが、兄弟がいないからみんなと出かけるのが嬉しくて、みんなに合わせたり、気を配れることがとてもうらやましかったです。

 

親の私が一番長男のことを否定的に見ていて「なぜみんなと同じことができない」「なぜ一人になってしまう」「なぜ一緒に遊ばない」などと思っていましたが、ママ友たちは「一人が好きなのね・・・」と長男をあるがままで認めてくれたので、長男はみんなで出かけることがそれほどストレスにはならなかったようです。

 

親が一緒に出かけられたり、キャンプの申し込みなどが出来る間は、少しでも社会性を身につけさせたくて、集団行動をする機会を作っていました。

 

本人がイヤがるのを無理にさせるのは自己肯定感が下がりますが、本人がイヤがらなければ、不得意なことも良い経験になると思います。