グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。

 

レジリエンスは、逆境や困難を乗り越えて、そこで心が折れないで成長することで、回復力です。

 

子どもたちはたくさんの困難に出会いますし、逆境もあるので、このレジリエンスは子どもたちにとても必要なことだと思っています。

 

たった一つの得意なことだけを一生懸命伸ばすのも大事ですが、それが折れた時には、他にも得意なことや好きなことがある方が回復力は強いです。

 

それでも背水の陣で、それだけで勝負してその才能が他の人よりも伸びることがあるので、これは本人の選択ですね。

 

とても大事なのは、失敗もチャンスと思える環境を作ること。

 

子どもの時から、失敗のたびに強く叱られてばかりだと、失敗が怖くなってチャンスだと思えなくなります。

 

親はどうしても子どもが失敗すると、同じ失敗をさせたくないので、その時に強く叱らないとダメだと思いやすいです。

 

でも強く叱られて怒られた子どもは、怒られた印象ばかりが残り、なぜ自分が怒られたのか?何を失敗したのか?まで考えることができません。

 

私がこの前に自分の失敗を夫や息子から強く責められて、自己防衛で言い訳ばかり考えてしまい、自分の行動を反省しなかったように、子どもを強く叱るだけではレジリエンスは強化されません。

 

失敗の原因を自分で考えて、同じことはしたくないと思えるかどうか・・・・

 

次は失敗しないようにやろうと思えるかどうか・・・・

 

それはちゃんと周囲が本人のショックに共感し、それから立ち直るのに寄り添えるかどうかです。

 

その経験を積むことで本人のレジリエンスは強化されていきます。