グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。

 

コメントに私と同年代の方が、今だから言えるけれど、「必ず大丈夫」と伝えたいと書いてくれました。

 

そうなんです!

 

私が言われたかったのは、まさしく「必ず大丈夫」でした。

 

子どもが小さい時や思春期には、親は子育てに悩み右往左往します。

 

子どものいない友人に愚痴を言うと「悩む相手がいて羨ましい。子どものことで悩めるのは恵まれているのよ」と言われました。

 

そう言われても、苦しいものは苦しいし、辛い事は辛い。

 

子育てが終わった人は「悩む間が楽しいのよ。子育てが終わったらつまらないわよ」と悩みを言ってもスルーされてしまう。

 

私の母のように、一人娘の私と相性が良くて、とても良い関係で子育てが楽しかった人には、子育てが苦しいと言っても「私と違ってかわいそうね」で終わってしまう。

 

特に発達障害は目に見えないし、長男の場合はグレーゾーンでユニークだったので、友人に相談しても、「あなたが甘い」とか、逆に「あなたが考え過ぎで厳し過ぎる」とか、言われることはマチマチでした。

 

でも今になってみると、子どもはみんな違ってみんな良い!

 

どんな子でもその子なりの発達をするし、その子だけの人生があるから、「必ず大丈夫!」なんですね。

 

いつも他の子と比較してしまうと、欠けているところしか見えなくなり、不安でいっぱいになってしまいます。

 

でもその子だけを見てあげると、その子はその子のペースで成長していることが分かり、大丈夫!成長していると思えます。

 

親も少し欠けていることを知っている者なら助け合うことができます。

 

少し欠けていた方が助け合えるのです。

 

私はパーフェクトマザーとパーフェクトチルドレンを目指してしまった時が一番辛かったですが、少し欠けていた方が自然に助け合える。

 

最近亡くなってしまいましたが、体育の事故で首から下がうごかくなくなり、口に筆をくわえて素敵な絵や詩をたくさん描いた星野富弘さんが、完ぺきではない絵と詩を合わせると調和が生まれてるとおっしゃってました。

 

欠けてない人間はいないので、少し欠けていても必ず大丈夫!