グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。

 

またNHKの回し者のようですが、今回の朝ドラ「虎に翼」を昭和の女性問題が身近に感じられて面白く見ています。

 

その中でも子育て支援をしているので、どうしても子育ての場面に引っかかることが多いです。

 

特に今回は、虎の勉強仲間が夫のような男にしたくない!と思いながら子育てしているのに、長男も次男もなぜかお母さんに冷たく、若い女と再婚したがるお父さんの味方をするのが不思議でした。

 

お父さんは立派な仕事をしていても、奥さんを大事にしない冷たい男。

 

奥さんは何とか辛さから逃れようと主人公たちと弁護士を目指して勉強する。

 

主人公ではないので、詳しい家庭の事情までは描かれなくて、断片的に冷たい夫や長男が出てくるだけですが、それがとても違和感があるのです。

 

夫が冷たいのは夫婦の問題としてしかたがないとしても、こんな優しい良いお母さんの味方にならないで、お父さんの味方になる息子が引っかかるのです。

 

お父さんの経済力を尊敬しているのかもしれないし、お父さんからお母さんの悪口を吹き込まれているのかもしれないのですが、お母さんの愛情が息子たちに伝わっていないのが残念なのです。

 

まだ小さい三男だけは、父親のようにしたくないと言うのですが、なぜ長男と次男が父親のようになってしまったのか?

 

ドラマの本筋とは関係ないのに、長男がお父さんと一緒に冷たい目でお母さんを突き放す態度が気になってしまいました。

 

夫婦の間がうまくいっていないと、子どもたちもどちらかの味方をしなくてはいけなくなり、損得もからんで選ぶようになるのかもしれません。

 

自分の味方にしたくて、子どもに相手の悪口を言いやすくなりますし、夫婦の問題に子どもを巻き込んでしまいますね。

 

子どもは生きるだけで大変なので、夫婦の問題に巻き込みたくないです