グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。
今日は子どもの日です。
冷静に考えると、なぜ男の子のお祝いの日を子どもの日と言って休日にしていて、女の子のお祝いのひな祭りは休日ではないのか?
たまたま我が家は息子が二人だったので、武者人形や兜を飾り、鯉のぼりで何も問題を感じませんでした。
女の子しかいない家では、どうしているのでしょうか?
雛人形は飾らないでしょうし、なんとなくおめでとう!と子どもをお祝いしているのでしょうか。
私の母は大正9年生まれで亡くなって10年になりますが、5月5日生まれでした。
3人のお姉さんと2人のお兄さんがいて、6人兄弟姉妹の末っ子として生まれたそうです。
5月5日だし、たまたま長女から交互に女、男、女、男、女と続いていたので、家族全員が生まれてくるのは男の子と信じていたそうです。
昔は今のように超音波もありませんし、生まれるまで男の子か女の子か分からない。
男の子の名前を用意し、産着も青だったそうで、女の子だったと聞いた祖父は、ショックで家に帰ってこなかったと聞いています。
よほど5月5日は子どもの日と言うよりも、男の子の日のイメージが強いのか、ショックで飲んでいた飲み屋さんで、子どもが欲しいと言われて、その人にあげる約束までしてしまったそうです。
後日きちんとあいさつに来たその人に祖母はビックリして、6人いても他人に上げる子どもは1人もいません!と祖父と大喧嘩をして、その人を追い返したそうです。
毎年子どもの日にその話を嬉しそうにしてくれた母を懐かしく思い出します。
祖母からとても愛されて大事にされたそうです。
子どもの誕生日には、それぞれの子どもにストーリーがあります。
どんなに生まれてくれて嬉しかったか!
どれだけ生まれるのを待ち望んでいたか!
それを子どもに伝えるのが誕生日になると良いですね。
私も母から4月5日の桜がどんなに綺麗だったか!父が喜んで産院にすぐとんできたとか、毎年のように誕生日に聞かされていたのは嬉しい記憶です。
子どもの誕生日はプレゼントやケーキだけではなく、子どもに愛を伝えるチャンスです。