グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。

 

今日は発達障害の診断について考えさせられることがありました。

 

私の若い友人で、小学生4年生と1年生のパパで、大学を出て結婚をし、子どもが産まれて区役所の仕事をこなしていました。

 

区役所関係は、担当が変わりやすく、窓口から色々な仕事をこなしたそうです。

 

仕事のストレスから鬱になり、半年以上鬱で病院へ通い、医者の証明があると、障害者手帳を取れるのですね。

 

そして障害者枠で都庁に採用されて、働いていたのですが、今回診断を受けて発達障害のASD(自閉スペクトラム症)の診断名が出たそうです。

 

ADHD(注意欠如・多動症)は無いと言われたそうです。

 

彼とはご家族も含めて仲良くしていたので、鬱もショックでしたが、こんなに発達障害を勉強していたのに、彼には一度も疑問を持ったことがなくて、症状の難しさにもっとショックを受けました。

 

でも説明を聞くと、こだわりが強いので、仕事がすぐ変わることが辛かったとか、人間関係が不得手なので、窓口業務がとてもきつかったなどと納得がいきました。

 

自分を理解してくれる人とは仲良くできるけれど、初対面などはとても苦しいそうです。

 

考えてみたら、私は長男に慣れていたので、彼とも普通に接して、すぐ仲良くなれました。

 

自分を理解してくれているかどうかには敏感なようです。

 

つまり彼の鬱は発達障害の二次障害のようなもので、仕事の配慮があれば、鬱にはなっていなかったのです。