グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。
私の仲良しの友人は80歳で、まだ女性が大学へ行く人が少なかった時に、法政大学を卒業しています。
とても好奇心があるし、元気で素敵な人なのですが、どうしても自己肯定感が低くて本人が悩んでいます。
お兄さんが二人いて、小さい時からユニークだった友人は「お前はバカだ!」と親にも兄弟にも言われて育ったそうです。
昔の従順な女の子では無かった友人は、大人しくないだけで親からは怒られてばかりで、親が怒るからお兄さんたちも彼女をバカにしたそうです。
母親からも「あんたはバカだ」と言われ続けたので、何をしても自信がないし、大学まで行ったのに、どうしても自分に自信が持てなくて、つい自分はダメだと思ってしまい辛い思いをしています。
今では私の親業訓練一般講座も受けてくれて、「私も純さんも天才タイプよね」と一般的になれないことを肯定できるようになりましたが、親の影響は大きいですね。
親はそこまで悪気ではなく「お前はバカだ」とか「あんたはバカだ」と言っていても、言われた子どもは80歳になっても、その言われた言葉で傷つきそのイメージを引きずるのです。
言葉は言霊と言うぐらい、とても大事ですね。
親も人間なので、つい頭にきて子どもをののしったり、言葉で傷つけてしまいますが、言葉はナイフと同じで相手を傷つけます。
しかもその傷がその人が80歳になっても古傷として痛むのです。
言葉を出す時にはちょっと考えて、相手を傷つけるためではなく、自分の気持ちを伝えるために使いたいですね。
呪いの言葉ではなく、あなたは大丈夫という祝福の言葉をたくさん使いたいです。