グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。

 

親は子どもがやる気をだすように、叱り、激励し、時には叩いてもやらせようとします。

 

でも自分の子ども時代を思い出して欲しいのです。

 

親から怒られてやる気が出ましたか?

思った

親からののしられて、なにくそチクショーとやる気になりましたか?

 

私が中学の心の教室の相談員をしていた時に、たくさんの先生とおしゃべりできる機会がありました。

 

その時に、「どうして先生になりたいと思ったのですか?」と機会があるごとに聞いてみました。

 

私の個人的な経験ですが、その時にほとんどの先生が「小学校の先生にあこがれて」とか「中学の先生が本当に尊敬できて、自分の先生になりたいと思った」など、自分の出会った先生から影響を受けていた印象がありました。

 

私は良い先生に出会えていても、自分が先生になりたいと思わなかったので、たまたま素質がある生徒が、良い先生に出会えると、自分も先生になりたいと思うのかもしれないです。

 

親業(ゴードンメソッド)は効果的な親としてのトレーニング(Parent Effectiveness Training)P.E.T.の日本語訳です。

 

40年以上前に翻訳した近藤千恵元理事長が、親も立派な職業だと思い「親業」として出版してベストセラーになりました。

 

その中で、子どもがやる気を出すのは、クドクド言ったり、怒ったり、怒鳴ったりするよりも、子どもの見本や手本になることだと書いてます。

 

本当に子どもがやる気を出すのは、それが親かどうかは関係なく、目標とする人と出会えた時が一番多いです。

 

それが人ではなく、仕事かもしれませんし、生き方かもしれませんが、何か目標ができると、他人に言われたのではなく、自分からやる気になります。

 

子どもたちには無限の可能性があります。

 

自分の可能性に気がつけるたくさんの機会があると、その中から本当にやりたいことが見つかるかもしれません。

 

親や先生や周囲の大人だけでなく、本やSNSなど子どもたちが可能性に出会える機会はたくさんあるので、その機会に出会えるようにしてあげたいです。