グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。
そしてNHKの朝ドラのブギウギの主人公の娘への対応が素敵と思ったのは、ちゃんと自分の弱さも娘に見せて「お母さんも負けるのがイヤだし、とても怖い。でもこのまま逃げるのはイヤなので、若い歌手と勝負しようと思う。でもあなたは自分でどうしたいかよく考えなさい」と娘に決めることを任せるのです。
自分の問題は自分で決めると後悔が少なくなります。
たとえ相手が親でも他の人が決めてしまうと、それで結果がうまくいかないと他の人のせいにしたくなるのです。
そうではなくて、自分の問題としてしっかり考えて結論を出すことが大事です。
ブギウギでもギリギリまで娘は悩みますが、主人公は何も言わないで本人が決心するのを待ちます。
親が苦手なのは、この待つことだと思うのです。
私は特に即断即決のタイプなので、子どもが結論を出すまで待つのは苦痛でした。
どうしても待てなくて、何か言いたくなるし、決めてあげたくなります。
ドラマの主人公が娘が悩むのをそのまま悩ませてあげているのを見て、これができると子どもは考える力がつくと思いました。
そして学校へ行くことを決めて行って、かけっこの勝負に負けて家で悔しくて泣き崩れます。
その時に主人公がしっかり娘を抱きしめて「悔しいよね。悲しいよね」と娘の気持ちを受け止めて、能動的な聞き方でしっかり聞いて泣かせてあげるのです。
これがなかなか親には難しい。
子どもが泣くと可哀そうになって、つい12のお決まりの型で誤魔化して慰めたり、激励したり、何かをしたくなるのです。
でも本当に子どもが嬉しいのは、自分の悔しい思いや悲しい思いをそのまま受け止めてもらうことです。
何かを言われて慰められても、ちょっと違うと思うことはありませんか?
本当に悲しい時は、慰められたり、激励されたり、正論を言われるよりも、しっかり「悲しいね。辛いね。」と気持ちを受け止めてもらうことが一番ホッとします。
子どもが問題を抱えた時は、親は自分の問題にしないで、共感して寄り添えると良いですね。