グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。
子どもが好きなことをしたい!と言えるようになっただけでなく、親も子どもに好きなことをさせたい!と思う人が増えてきています。
17日の東京新聞の「家族のこと話そう」のコラムに、マリンバ奏者の出田りあんが書いていました。
夫婦が音楽家だと、子どもたちに音楽家になって欲しいと思わなくて、音楽をさせないようにしたそうです。
中途半端にやらせると子どもが苦しむことになると思ったそうですが、子どもたちが「本気で音楽をやりたい」と言ったときは反対せずに応援するそうです。
最後に書かれている『子どもとは一人の人間として対等に向き合いたい。親の言うことが絶対正しいのではなく、あなたがどうしたいか考えてと伝えていきたいと思っています。』の言葉がグサッときま伝えて
私が親業(ゴードンメソッド)を伝え続けてきたのは、親が正しいとか、親が絶対とか、親が勝つばかりの関係ではなく、子どもが正しいとか、子どもが絶対とか子どもが勝つのではなく、親も子もお互いを尊重して、どちらも自分がどうしたいかを考えて伝えられる良い関係の築き方です。
どうしても親は長く生きているので、自分の方が子どもよりも正しいと思いやすいです。
でもコンピューターが発達し、古い常識がどんどん変わっていく世の中で、親が絶対に正しいことはないです。
親が子どもをコントロールするのではなく、子どもが何がしたいのかを確認できて、親も我慢ではなく自分のやりたいことができる。
世の中がどんなに変わっても、一番大事なのは愛だと思うので、愛が伝わり合う良い関係を築いて欲しいです。