グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。
昨日のブログでアナウンサーの赤平大さんのコラムのことを書きました。
お母さんは自分が産んで育てているとの覚悟がお父さんよりは持ちやすい気がしています。
お父さんは俺は稼いでいるのだから家のことはおまえに任せたと、家庭のことを妻に任せた夫が40年前でも多かったです。
今の若い人は当時の「私作るひと、僕食べる人」なんてキャッチコピーを知らないでしょうね。
本当に価値観がどんどん変わって、昔は1人で子育てが当たり前で、夫は仕事で妻が家庭が多かったのですが、専業主婦が少なくなり、共稼ぎが多くなり、世の中は加速的に変化しています。
母親だけの子育てがわざわざワンオペと言わるようになり、お父さんの子育て参加が普通になって、もう育メンも死語ですね。
みんなが育メンなので、それを言う必要がなくなってきました。
40年前には、子どもに問題があると「君が育てていて、どうしてこんな問題が起きるのか?」などと母親が父親から責められるとの悩みもたくさん聞きました。
でも赤平さんのように、お父さんが主体的に子育てに関わり、子どもの発達の問題やその子を受容することまで、真剣に考えてくれる人が男性にも増えてくるのは嬉しいですね。
子育ての苦労や大変さを一緒に担ってくれて、共感してくれて、考えて動いてくれる夫は理想です。
わが家は企業戦士なんて言われた時代の商社マンだったので、あんなに大変だった子育てに関わってもらった記憶がありません。
それは夫の問題よりも、頼らなかった自分の問題だと思っています。
これからは夫婦がきちんとコミュニケーションをとりながら、二人で子育てする時代です。