グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。

 

子どものためにもっと予算を使って欲しいと書いたら、政府は増税ではなく保険料の上乗せで少子化対策に総額3.6兆円の予算を考えているとのニュースが目に入りました。

 

財源が問題になっているようですが、子ども未来戦略を日本が真剣に考えて、税もしっかり子どもたちに使うようになるなら嬉しいです。

 

日本の未来は子どもたちだと国民も政府も考えるようになると、日本は変わると思います。

 

今朝の東京新聞のコラムで、フリーアナウンサーの赤平大さんが「息子は私立麻布中学の1年生で、発達障害です。注意欠陥多動性障害(ADHD)で、じっとすることが難しいです。うんどうの不器用さなどがある発達性協調運動障害(DCD)の特性もあります。」と書いてます。

 

受験校の麻布中学で発達障害の子どもが頑張っているのはとても嬉しいです。

 

お父さんの大さんは、息子さんが小学校一年の途中から多動性などを抑える薬を飲むようになり、自分に知識がないと怖いと思って、本格的に発達障害の勉強を始めたそうです。

 

そして二次障害を防ぐために、息子さんが自信を持てることを見つけたいと考え、サッカーやピアノなどの習い事はダメで、興味を持った算数を学習したそうです。

 

そして受験のためではなく、中学受験用の問題集が適度な難度に感じたので、二次障害の予防として家庭学習を始め、最終的には、発達障害の支援に手厚い私立ではなく、息子さんが「挑戦したい」と強い意志を見せた麻布中に進んだけれど、学歴の延長戦上に息子さんの人生があると思っていない。

 

息子さんは時間を守ったり、人の気持ちを読み取ったりすることが苦手でサラリーマン向きではないと感じているそうです。

 

お父さんが冷静に息子が将来ご飯を食べていける職業を一緒に見つけたいと考えてくれ、得手不得手が大きいので不安もあるけれど、息子が輝きながら生きていけるように支えていきたい!と言ってくれるのは本当に素敵です。

 

これからは世の中がどんどん変わって、その子の得手不得手に合わせて、得手で輝きながら生きていけるようになるかもしれませんね。

 

その子の不得手を過度な叱責をして自信をなくさせるのではなく、得手を伸ばせてあげる世の中にしたいです。