グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。

 

昨日のブログに貴重なコメントもらいました。

 

私はユニークな学校が増えて欲しいと書きましたが、子どもに必要なのは手厚い対応ではないか?とのご意見をいただき、確かにそうだと思いました。

 

今の学校はそれぞれの子どもたちに手厚い対応ではなく、効率を大事にした一斉授業が行われています。

 

まだまだ私立を選べる子どもは少数ですから、ほとんどの子どもたちは公立の一斉授業の学校に通っています。

 

その中で、もし子どもたちに手厚い対応をしてくれる学校があれば、それはユニークな学校だと思うのです。

 

脳科学者の茂木健一郎さんが、脳には数の多く類型的な脳と、数の少ないユニークな脳があるとおっしゃいました。

 

つまり数が多いとそれが普通で、数が少ないとユニークとか変わっていると言われます。

 

たまたま学校は黒板に先生が板書して、それを生徒がノートへ写して覚える形が多いので、私たちはそれを普通と思っていますが、それは数が多いだけです。

 

子ども達の中には頭が良いけれど、書字が苦手なタイプの子どももいます。

 

日本の教育システムでは、ノートが綺麗な書字が得意な子は内申点が良くなるそうですし、読字が苦手だと字も読めないとバカにされて、とても頭は良いのにバカと思われてしまう子どももいます。

 

最近はディスクレシアの知識も広まってきて、書字や読字が苦手でも、考える力はとてもある子どもたちのことは理解が広がってきました。

 

これからは暗記が得意な子どもが良い成績を取れた時代が終わり、年代や人名などはグーグルで調べれば良いので、無理に完璧に覚えるよりも、新しい発想や、知識をどう生かすかの能力が良い成績になる時代が来る気がします。

 

まだまだ先は見えませんが、AIがどんどん発展すると、記憶力は大切ではなくなると思うのです。

 

コンピューターができることを人間がやる必要はないので、これからは人と違った発想や独自性がとても大事な世の中になります。

 

発達障害ではなく、他の子と違うことがその子の強味になる時代がそこまできています。

 

親や世間の価値観も学校も変わる時代がきます。