グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。
講演会や勉強会などで聞かれるのが、「子どもを信じたいのですが、どうしても信じることができません。松本さんはどうして信じられるようになりましたか?」の質問です。
昨日のブログに書いたように、私も長男を心から信じるようになるには時間がかかりました。
長男が小学校3年生の時に親業(ゴードンメソッド)を習い、子どもを信じることの大切さに気がついたのですが、心から信じるのと、口だけで「信じているよ」と言うだけは違います。
親業では相手の行動を自分の心の窓の「行動の四角形」で、受容している(イヤと思っていない)か、非受容(イヤと思っている)かを自分で確認します。
そして相手の行動をイヤと思うと自分の問題になってしまい、相手のSOSや心の声が聞こえないことが分かります。
私は長男を愛していましたが、当時は発達障害の概念も知らなくて、長男の行動を特性と受け入れるのではなく、イヤと思うことが多かったのです。
だからどうしても長男のSOSも心の声も聞けなくて、自分は聞くことが苦手だと思っていました。
子どもは自分が親から受容されていないのは、とても敏感に分かります。
偽りの受容と言うのですが、口では「受け入れているよ。分かるよ」と言っても、心では「イヤ」と思っていると、子どもには親の本心の「イヤ」が伝わります。
どうしたら長男の行動をイヤと思わないで、心から受け入れられるようになるのか?は、私の試練でした。
長男の行動はみんなと違うし、こだわりが強くてわがままに思えるし、コミュニケーションが下手なので周囲とうまくやれないしと心配ばかりでした。
その心配を信頼に変えるには時間がかかったのです。
特に思春期の時には、「私がこんなに否定的に見ていたら、長男も辛いだろうな・・・」と思うぐらい、長男の行動はイヤと思うことばかりでした。
これでは長男との本当の信頼関係は築けないと気がつき、見ないで信じることにしたのです。
私が40歳で長男が中学二年の時に洗礼を受けてクリスチャンになりました。