グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。
自分の子育ての旅を思ってみて、どこから心配が今の信頼へ変わったのか考えてみました。
長男は今年で48歳になります。
発達障害の子どもは七掛けで成長を見守ってあげて欲しいと聞いたこともあり、もうすぐ50歳と思えないぐらい、まだまだ心配が多いです。
わざわざ月に4万円も自分で払って8畳の貸倉庫を契約していても、部屋は物であふれて整理整頓ができません。
以前は私も元気で整理をしたりしましたが、もう本人が良いのなら干渉しないと決めて、本人の部屋の中は気にしないことにしました。
共同生活のルールとして、私たち夫婦の部屋や居間などの共通の場所には長男の物は置かない。
自分で働いて稼いだお金の使い方には干渉しない。
お互いに相手の問題には文句を言わないで、自分に迷惑がかかる時は我慢しないできちんと言って、話し合いをする。
親業で学んだ「誰の問題か?」をハッキリすることで、率直な気持ちが言えて風通しの良い関係です。
世間の常識では、自活して一人前とか、結婚して一人前と言われますが、長男の場合は非正規雇用なので、家賃を払って完全な自活は難しいです。
お互いを尊重して、精神的に自立していれば、同居していても依存と共依存にはならないと思っています。
以前に作家の大江健三郎さんが「障害のある長男と自分たちの関係は、依存と共依存と言われるかもしれないけれど、長男の場合は正しい依存だと思っています」とおっしゃって、家族が仲良く助け合って暮らしていました。
私はそれがとても印象的で、長男がアパートを借りて出ていかないのは、給料が安く、実家に部屋があるからで、彼なりの正しい依存ではないかと思っています。
そして私たち親が72歳を過ぎると、気力はあっても体力が無くなってくるので、元気で体力がある長男との同居は少しずつ助かることが増えています。
独身で同居していると、子育ての旅がまだ続いているようで、心配なこともありますが、だんだん信頼が増えてきていて、それが100と0ではなく、少しずつ心配が減り、信頼が増えてきています。
子育ての旅は長い目で見て、道中を楽しむのが一番です。
子どもは必ず発達し、成長します!