グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。
子どもと良い関係を築きましょう!と言うと、「親は子どもに嫌われてでも厳しいことを言わないといけない」との意見を聞くことがあります。
日本には良薬口に苦しとの諺があるように、本当に相手のためを思ったら、口に苦くても薬を飲まさないといけないと思い込んでいる親が多いです。
確かに、「親が叱ってくれたから、親が厳しく勉強させたから、今の自分があるので、親には感謝している」と言う人もいます。
それはたまたま親の押し付けた価値観を自分が気に入っているので、親に感謝しているのだと思います。
私の知人で、「自分はお父さんを殺そうとまで思ったぐらい、厳しく勉強ばかりさせられて、本当に辛かった。でも今になるとそのおかげで弁護士になれて、お父さんに感謝している」と言っている人がいました。
彼は自分の経験から、どんなに嫌がっても、いつか自分に息子が感謝すると信じて、息子からはSOSが出ているのに、ガンガン押さえつけました。
彼には自分と息子は違う人間なのだから、あなたは潰れなかったけれど、息子さんは潰れるかもしれないと心配して言ったことがあります。
彼の答えは「潰れるような弱い息子ならいらない」でした。
今なら完全に親のパワハラですね。
その後私が引っ越したので、その息子さんが気になりながら確認できないでいます。
お父さんが怖くて机の下に隠れるような優しい息子さんだったので、なんとかサバイバルして元気でいて欲しいと願っています。
日本は鉄は熱いうちに打てなどと、しごきやパワハラを容認する土壌がありますが、やっと最近は本人が楽しくやる気になってやる方が効果的だと分かってきたようです。
それでもまだスポーツ界や芸能界には上下関係のパワハラやモラハラが昔は当たり前だったので、それが人間としてダメだとなったことに気がつかない人たちが多いようで、パワハラの記事を見るたびに胸が痛みます。
お互いを尊重した良い人間関係が一番大事なのです。