グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。

 

昨日はメンバーになっている川崎市民劇場の観劇がありました。

 

劇団俳優座の「雉はじめて鳴く」は、高校が舞台の劇としか知らなかったので、いじめや不登校の問題かと思っていました。

 

それが17歳の高校2年生の家庭が複雑な男子生徒と37歳で独身の担任の女の先生との微妙な話でした。

 

お父さんが子どもと妻を捨てて、親の介護と言って出て行ってしまい、残された妻は働きながら高校生の息子を育てている。

 

ストレスからお酒も飲み、頭痛薬を常用し、精神が不安定で息子をどなりちらす。

 

息子は良い子で家庭のことを頑張ってやりながら、お母さんのことも気にするヤングケアラーです。

 

学校ではサッカーのキャプテンになるのですが、とても辛いので担任の先生に話を聞いてもらうのが心の支えです。

 

舞台でネグレクトのお母さんに気を使い、それでもお母さんから怒鳴られる男の子がとても痛々しくて見ていて苦しくなりました。

 

お母さんも夫に捨てられ、働くのも辛くて、精神が不安定になるのも分かるのですが、やはり親にはなんとかして欲しいと思ってしまいました。

 

劇の詳しいことは書ききれませんが、話を聞いてくれる人がいるだけで、本当に救いになることが分かりました。

 

ただそれが1人で担任が背負い込むと依存と共依存になってしまい、相手の欲求にどこまで応えるかが難しい問題だと考えさせられました。

 

別に教師と教え子の恋愛ドラマではなく、担任は同僚の男の先生と不倫していて、生徒と恋愛感情があるわけではなく、それでも生徒は担任が一番心をゆるせて、相談できて、好きでたまらない。

 

17歳と37歳ではダメでも、47歳と67歳なら大丈夫なのか?と思わせる30年後の場面で終わりました。

 

やはり親が子どもの居場所になってあげて欲しい!

 

親に相談できて、話すことができるのはとても幸せなことだと痛感させられる劇でした。