グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。

 

私は日曜日は東京ルーテルセンター教会へ通っています。

 

40歳で洗礼を受けたころは、まだ子どもたちも中学生で、夫も働き盛りで、日曜日は貴重な家族の日だったので、なかなか教会へ行かれませんでした。

 

当時の牧師先生がとても理解があり、「無理に教会へ来られなくても、家でも祈れますよ」と言ってくれたので、行かれる時に教会へ行くことにして無理はしませんでした。

 

そのおかげでストレスにならないで教会へ行くことができ、そのうちに子どもたちは日曜は忙しくなり、夫は早期退職して平日も暇になり、別に日曜日に私がいなくても関係なくなりました。

 

それでも毎週教会へ行くのは大変そうだな・・・と牧師夫人を気の毒に思っていたひどい信者でした。

 

そのうちに家でドタバタしていても、教会まで行くと落ち着いて一人になれて、祈れて、パイプオルガンの美しい音楽と讃美歌で心が癒されて、牧師先生のメッセージで心が養われるようになりました。

 

今では用事があって教会へ行かれない日曜日は、残念なぐらいです。

 

今日は特に牧師先生のメッセージが心に刺さりました。

 

「人は相対的な世界に生きていて、どうしても他人と比べてしまうから不平や不満になる」

 

確かに長男を同じ歳の級友や友人の子どもたちと無意識に比較して、「なぜこの子はできないのかな?」「いつ同じようにできるようになるのかな?」と思っている時は、いつもイライラしていました。

 

学校の成績も相対評価だと、80点を取れていても、全体で相対的にどの位置にいるかで5段階評価なら3とか2になることもあるのです。

 

私たちの世界は他と比べて価値が決まる相対的な世界なのですね。

 

相対的な世界は過酷ですが、神さまは絶対的な愛と変わらないあわれみにあふれています。

 

私の場合は他の子どもとつい長男を比較して苦しい時に、キリスト教と出会い、自分が神さまに愛されているという確信と、長男も神さまから愛されている実感を得て、とても子育てが楽になりました。