グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。
私はどうしても長男のあるがままに寄り添えなくて、長男の困りごとをなんとか解決したい!と必死でした。
長男が困っているというよりも、私が困っていてなんとかしたくてジタバタしていたのです。
40年前には、発達障害の概念も知りませんしたし、長男の特性ではなく、私の育て方なのか?と周囲からも言われ、自分でもそう思ったので、私がなんとかしないといけないと思い込んでいました。
最近のご相談を聞いていると、みなさんの発達障害への知識も豊富になっていますし、それぞれが情報を手に入れて、わが子へはどう対応しようと冷静に考えられるようになっている人が多いです。
親が困っていた時代から、子どもが困っていると周囲も親も理解できるようになってきたのです。
放課後等デイサービスも増えてきて、税金が9割で、親は1割負担で発達障害の子やグレーゾーンの子どもたちを預ける場所もできてきました。
子どもを預けて親がホッとするだけでなく、その子に個別の支援ができると子どもはとても伸びることが分かってきたのです。
昔は見えていなかった子どもが困っていることが、認知されて、困っている子が支援を受けられるようになってきたのは本当に嬉しいです。
境界知能とか、グレーゾーンで困っている子が多いので、一人一人の障害特性を見て、自立のために何を支援するのかが大事ですね。