グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。
「子どもの存在を愛して、肯定する」これはとても簡単と思う人と、私のようにそう思うのに努力が必要な人がいると思います。
私は一人っ子で、母はシングルマザーで、父との関係が複雑でしたが、母から自分の存在そのものを愛されている実感があり、何をしても受け入れてもらっている安心感がありました。
だから家庭的には問題があっても、母からの愛と父からの愛を疑ったことがなく、2人からとても信頼されていると実感していました。
母の友人でアメリカ人の軍人さんと結婚した人が、とても心配症で「日本で何か片親で大変だと思ったら、いつでもアメリカへいらっしゃい」と思春期の時に言ってくれて、何が大変になるのだろうと思っていました。
おかげさまで、母はシングルマザーを選んだ自分の生き方そのものを肯定し、母らしく楽しく良い私のお手本として生きてくれました。
人生は世間体よりも愛が大事と教えてくれたのも母です。
私を心から愛してくれて、私を自分の宝物と言ってくれていました。
私は子どもができたら、きっと自然にそう思えるのだろうと何も心配はしていなかったのですが、本当に長男の子育てが大変で、その気持ちはグラグラと崩れてしまいました。
年子の男の子を、親が近くにいない地方で育てたので、私に余裕が無かったのも長男にはかわいそうなことをしたと思ってます。
そして自分が存在を愛されて、肯定されて育ったので、それを意識することがなくて、私が愛せるような良い子になって欲しいと、ついガミガミ言ってしまいました。
親として大事なのは、その子を良い子にするのではなく、その子の食う、寝る、出すにだけ気を配り、自由にやりたいことをするのを見守り、「子どもの存在を愛して、肯定する」だけです。
私は長男を愛していましたが、否定する行動が多くて、存在を丸ごと愛せなくてとても辛かったです。
それがやっと親業(ゴードンメソッド)に出会い、愛を伝えること、肯定することの大切さに気がつき私が変わることができました。
その時の心が通った喜びから、私の本の題名は「わが子と心が通うとき」にしたのです。