グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。
もし小学校1年生になったばかりの自分の子どもが「ママと離れたくないから、学校へ行きたくない」と言い出したら、みなさんはなんと言いますか?
まだ今日言い出したばかりだけれど、それを友人が相談されて「どうすれば一番良いのだろう」と私に聞いてきました。
親業(ゴードンメソッド)では、誰の問題か?を見極めることをとても大事にします。
そのための行動の四角形というツールもあり、それで自分の気持ちを確かめます。
自分が困った!と問題を抱えてしまうと、自分の気持ちをなんとかしたくなり、子どものSOSが見えなくなります。
もし「ママと離れたくないから、学校へ行きたくない」と言われて、ママが困った!と思うと、親業(ゴードンメソッド)では、相手の行動を変えたくて12の障害になる言い方をしてしまいやすいと学びます。
1.命令・指示 学校は絶対に行きなさいね
2.注意・脅迫 学校を休むと不登校になってしまうわよ
3.訓戒・説教 もう小学生なんだから、ママと離れたくないは子ども過ぎてだめよ
4.忠告・提案 ママが一緒に学校へ行ってあげるわよ
5.講義・論理 学校が終ればすぐママに会えるわよ
6.批判・非難 いつまでも赤ちゃんみたいでおかしいわ
7.称賛・同意 ママが大好きな良い子ね
8.悪口・辱める 学校へ行かないとみんなから笑われるわよ
9.分析・診断 まだ学校でお友達ができないからかしら
10.激励・奨励 学校は頑張れば休みたくなくなるわよ
11.質問・尋問 学校でいじめられたの?
12.注意を他へそらす 大好きなケーキがあるわよ
どの言い方もあなたメッセージで、あなたは学校へ行くべきよ!の親の言い分だけです。
この言い方をされて、親に言って良かったとか、親に気持ちを受け止めてもらえたと思うでしょうか。
この12はコミュニケーションの障害になる言い方で、言われた子どもが傷つきます。
それではどう言えたら良いのでしょうか?
続きは明日書きます。