グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。

 

人間はみんな違うからこそみんな良いのですね。

 

だから良いとか悪いとかではなく、自分の性格やタイプを知ることはとても大事です。

 

子どもが小学生の時に、友人たちと話していて痛感したのが、それぞれの性格やタイプもまるで違いますが、自分が好きなタイプもまるで違うという事です。

 

たとえば、私は昔から頭の良い男の子が好きで、勉強ができて賢そうな子が小学生の時から好きでした。

 

友人は、スポーツが大好きで、昔からスポーツマンタイプに憧れていて、好きになるのもスポーツが上手な人だったそうです。

 

他の友人は、とても芸術関係が好きで、好きになった人もどちらかと言うと、芸術家タイプが多かったそうです。

 

私が今でも忘れられない母の一言が「そんなにちゃんとしたきちんとした子どもが欲しかったのなら、どうしてあの夫を選んだの?」です。

 

夫は東大ではないけれど、慶応には入れたぐらいの賢さで、ユニークでとても面白い人でした。

 

今から思うと、長男の特質は夫の特質でもあり、コミュニケーションが苦手で、好きな人としか会わないとか、会社生活が苦手で、早期退職したとか、思い当たる事がたくさんあります。

 

そのため夫は長男が良く分かるそうで、自分は左足を出して歩きだしたけれど、長男は右足を出したぐらいの違いだと言います。

 

私は夫は受容できるのに、長男は受容できなかったのですが、母に言わせると、夫を選んだのに、夫に似ている長男を受容できないのは変!ということです。

 

夫は働いているし、自己中心で他人に関心が無いのは、妻としてはとても楽でした。

 

自分に干渉されるのは嫌いで、家族にも干渉しないのです。

 

多分、夫の行動で???と思っても「これは松本家のお姑さんのしつけの問題」とか、松本の血だと夫の問題だと思えて、自分の問題にならなかったのです。

 

でも長男が同じようなことをすると「私が育てたのに!」とか「私の血が半分入っている」とどうしても自分の問題にしてイライラしてしまいました。

 

誰の問題かを冷静に考えるのは大切ですね。