グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。
大人の関係だったり、自分が第三者の場合は、相手の問題を自分の問題にしないで、相手を尊重して話を聞くことができますし、コミュニケーションの障害になる12の言い方をしないですみます。
今回の「ほとけの子」への寄稿でも、お決まりの12の型を具体的に説明して、それを言うと相手の心を閉ざしやすいと説明しました。
1.命令・指示
2.注意・脅迫
3.訓戒・説教
4.忠告・提案
5.講義・論理
6.批判・説教
7.称賛・同意
8.悪口・辱める(はずかしめる)
9.分析・診断
10.激励・奨励
11.質問・尋問
12.注意を他へそらす
相手が大人だと、命令や脅迫、まして説教はなかなかしません。
本人に悪口も言いませんよね。
けれども相手がわが子だと、何を言っても親子なんだから修復できると親は思ってしまって、「あなたはバカね」「あなたは思いやりが無い」「あなたは何もできない」などとひどい悪口も批判もしてしまいます。
でも本当に親子なら何を言っても大丈夫なのでしょうか?
私の友人で60歳になり、とっくに親を看取っているのに、今でも自分を「バカだ」「何もできない」と非難ばかりした母親を許せない人がいます。
彼女が今は幸せならば、それを試練として前向きにとらえることができるかもしれませんが、今の自分に満足できなくて、こんな自分になったのは母親の育て方のせいだと親をうらんでいます。
親に認めてもらえずに、自分に自信が無くて、もっと違う自分になれたはずなのに、こんな自分にしかなれなかったのは、親から否定されてばかりで、一度も認めてもらえなかったからだと言うのです。
もしかしたら親は良かれと思って、発奮させるために「あなたはダメだ」「あなたはバカだ」と言っていたのかもしれないのですが、言われ続けた子どもは本当に傷ついたのです。
もちろんどんな親にどんな育て方をされても、自分で道を見つけて素晴らしい人生をおくっている人もたくさんいます。
けれども人間は弱いので、何かの時に自分のせいではなく、親や他人のせいにできるなら、親や他人を責めて自分を守ろうとします。
親が子どもをコントロールしようとしないで、子どもの生きる力を信じて、失敗も成功も見守ることができると、その子は親から信じられることで強くなれるのです。