グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。

 

たまたまイスラエルの映画「靴ひも」をAmazonプライムで見ました。

 

イスラエルでは8部門の賞の候補になったと知り、お父さんと障害のある息子の話に魅かれました。

 

子どもが産まれる前から夫婦仲が悪く、夫はどうしても障害のある息子を受け入れられなくて、離婚。

 

養育費を払い続けても息子に会わず、とうとう息子が36歳になり、元妻が亡くなった知らせで墓地の葬儀で初めて息子と会う。

 

息子の入れる施設がすぐには見つからなくて、初めてしばらくの条件で父親と息子が同居します。

 

息子の障害は知的障害で、字も読めるし、会話もできて、歌も歌えるけれど、とてもユニーク。

 

こだわりが強くて空気が読めなくて、自己コントロールは苦手。

 

それでも子どものように純粋な優しい心があるので、初めはイヤがっていた父親も一緒の生活を楽しみだします。

 

息子も「僕には特別な支援が必要です!」と言えるぐらい自分を分かっていて、父親の存在を心から喜びます。

 

ここでは細かいストーリーを書きたいのではなく、親が亡くなった時の障害のある子どもの居場所が良かったのです。

 

施設と言っても、村と呼ばれるぐらい広い施設で色々な障害者が支援を受けながら生活しています。

 

親はいつまでも子どもの面倒を見られません。

 

親は子どもよりも先に死んでしまうのです。

 

日本のように年金も不安だと、親は自分の老後の資金が心配なので、子どもの老後まではなかなか考えられません。

 

映画の父親はお金持ちではなく、真面目な自動車修理工場を経営してお金の心配をしながら働き続けている庶民です。

 

イスラエルの事情は分かりませんが、父親が死んでも息子は村で支援を受けながらも、他の障害者と仲良く暮らしていく終わり方がとても心に響きました。

 

日本も防衛費に信じられない金額を出せるなら、親が死んでも障害のある子どもたちが安心して暮らせる場所をたくさん作って欲しいと心から願います。