グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。
子どもたちの特性を本人と親が理解するのはとても大事なことです。
その次に大事なのが幼稚園や学校の先生が理解してくれることです。
お医者さんに言われたことで印象的な言葉があります。
「発達の偏りは、本人だけを診てもなかなか分かりにくい。同じ年代の子どもたちの中で、あれ?と幼稚園や学校の先生が感じる違和感が一番当たるのです」
だから自分の子どもだけを見ている親は、何が普通で何が年齢相応ではないのかの判断がつきにくいのです。
お医者様も、診察室で短時間だけその子を診ても、なかなか判断できないそうです。
だから問診や検査がとても大事だし、診断が出るまでには時間がかかります。
発達障がいグレーゾーンの子どもたちは、診断名もつかないぐらい微妙な事も多いです。
特性なのか、たんにわがままなだけなのか?
それでも子どもの行動には理由がありますから、わがままにしないとダメな環境で育ったとか、とても辛い経験があるとか、何か背景にあることが多いです。
先生たちにお願いしたいのは、わざと問題行動を繰り返すことはなくて、何かその子には理由があるのではないか?との見方をしていただきたい事です。
クラスの困った子!ではなくて、自分でもどうして良いか分からなくて「困ってる子」なのです。
先生が困った子だ!と強い叱責を繰り返すことで、本人の自己肯定感が下がるだけでなく、長男の場合は、先生があんなに怒るのだから、自分たちも強く言ってもかまわないとクラスの仲間に思われたそうです。
実際に低学年で長男をいじめていたと言われていたグループの子たちと、たまたま高学年になって話す機会があり、過去の事として率直に言ってくれてショックを受けました。
6年生になった時には、担任の先生から「やっとクラスのみんなも5年かけて松本君はこんな子だ!と分かってきたようで、トラブルが減りましたね」と言われて耳を疑いました。
先生たちが「こんな子だ!」と長男を受け入れてくれていたら、もっと早くトラブルは減っていたのだと思うのです。
でも、当時は誰も発達障がいを知りませんでしたし、しつけの悪い問題児と先生からは思われ、親もどうしてこんな行動ばかりするのか?と悩んでいたので、先生たちを責めることはできません。