グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。
長男の就活が本当に大変だったので、今日は友人がキャリアコンサルタントの資格を取ったので、興味津々で話を聞いてみました。
とても納得できたのが、本人が自分の長所などに気がつくお手伝いをするという面でした。
私も発達障がいのお子さんの相談を受けることが多いのですが、我が家の経験からアドバイスをしているのが、マイナスではなく、その子のプラスの面に目を向けるということです。
私は長男が発達障がいかもしれない・・・と気がついたのがとても遅くて、長男が高校を卒業してからでした。
それまではなんとか頑張れば普通になれる!と長男のマイナスを少しでもプラスにするように努力していました。
でもマイナスに見えてもそれは彼の特性であり、マイナスをプラスにするための100の努力をしても、なかなか効果が無くて、本人も自信を無くしますし、周囲もこの子はできない!と思ってしまいます。
何が普通か?を深く考えないで、少しでも普通にしてあげたいと思って親も努力をしてしまいました。
けれども同じ100の努力をするなら、その子のプラスの面を伸ばしてあげるともっと効果があるのです。
その子の長所に気がつき、それを伸ばし、それに関係した資格を取れるようにすると、その後の就職の時に面接でも有利になりますし、人間関係が苦手でも資格が助けてくれることが多いです。
もし今お子さんが他の子と違っていて不安だ!と悩んでいる方は、ユニークな子は典型的な子にしようとしないで、その子のユニークさを活かしてあげて欲しいです。
普通の子(ノーマル)にしようと思うと、今の子は異常(アブノーマル)になってしまうのです。
ユニークは変だったり異常だったりするわけではありません。
典型的ではないだけです。