グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。

 

どうしても目に見える成績が良くないとか、人間関係が下手なことで発達障がいグレーゾーンの子どもは損をします。

 

私もどうしても目に見える評価に左右されてしまい、なんとか長男の成績を上げようと必死になっていました。

 

そして少しでも人間関係を良くして欲しくて、周囲との協調性とか空気を読むとかを一生懸命に教えようとしました。

 

けれども、人間には得て不得手がありますね。

 

不得意なことをなんとか人並にしたい!と100の努力をするなら、得意なことを伸ばすのに100の努力をするべきだと思います。

 

同じ時間と労力を使っても、その結果がほとんど意味がないのと、とても有意義なのとの違いがあります。

 

もちろん本人が字を綺麗に書きたい!と思って努力するのは良いことです。

 

でも本人が苦痛でしかないのに、字を正確に書くために努力させるのは意味があるのでしょうか。

 

友人の息子さんは、小学低学年の時に担任の先生が丁寧に留めやはねまでチエックして、努力しても合格できなくてみんなにバカにされて学校がイヤになり、不登校になりました。

 

先生の基礎をしっかりしたいの気持ちも分かりますが、識字や読字は不得手な子もいるのです。

 

それは認知機能の差であって、頭の良し悪しとは問題が違います。

 

長男は食べることが大好きで、そのための努力は惜しまないので、一緒に暮らしていて嬉しいことが多いです。

 

今朝は漫画から仕入れた「エルビスサンドイッチ」を作ってくれました。

 

私はエルビスプレスリーが大好きですが、彼はドーナツを食べ過ぎて肥満で病気になり亡くなったと思っていたら、このサンドを毎日食べていたそうです。

 

ピーナツバター、ベーコン、バナナ1本、はちみつをサンドし、外側にバターをたっぷり塗って焼きます。

 

恐ろしいカロリーですが、とても美味しい!

 

エルビスサンドで検索すると出てくるぐらいアメリカでは定番だそうですが、長男のおかげでユニークな物を食べる機会が増えて感謝しています。

長男は学校の成績はダメでしたが、生活を楽しむ力と頭はあります。